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レイキで覚醒できるのか?悟りについて・8 TVで確認できる 覚醒状態

こんにちは、理事長の辻 耀子(つじ ようこ)です。(^o^)

いかがお過ごしですか?

前回の内容は、『誰かに手当て療法を行なう時、成功確率を上げるには?』でした。

ブラックジャックのようなスーパードクターに倣(なら)って、意識を『集中状態』から『覚醒状態』にしてみようよ、というお話でした。

ところで、欧米の先進国の大病院には、実際に外科医とパートナーシップを組んで治療を行なう『レイキ療法が行なえるドクター』が存在します。

英国の王立病院などで活躍するドクター達です。
(彼らは医師免許を持ち、レイキ療法を行なう人達です。)

また、アメリカではハーバード大学、エール大学、コロンビア大学を始め、有名校や付属病院では、レイキの授業やレイキ治療が行なわれています。

アメリカ軍も、戦場(前線)で闘った兵士に向けて、レイキ療法によるトラウマ治療を取り入れています。

近い将来、日本でもレイキ療法が『治療法』として認められる日が来るといいな…!(^o^)

そんな事を夢見ながら、コツコツ地道に活動を続ける当協会ですっ。

「覚醒・悟りシリーズ」を書き続ける理由

さぁ、今日はシリーズ8回目!

テーマはコチラ。

『あなたもしょっちゅうテレビで目にしている!覚醒状態ってこんな時♪』

です。

実は、私達は普段、テレビの中でしょっちゅう『覚醒状態になった人たち』を目にしています。

だから、具体例を出してあなたにお伝えする事で、

「ああ、あの状態ね…!」

「思い返してみれば、自分にもあるなぁ!」

とハッキリ知ってもらる、と思ったわけです。

「でも辻さん、なぜ、こんなにも覚醒状態の事を知ってもらいたいと思ってるんですか?それってそんなに重要な事なんでしょうか?」

そうなんですよ。

シリーズ8回に渡ってあれこれ書いているのには もちろん理由があるのですっ。

なぜなら、『レイキ療法が今よりさらに上達し、うまく行なえるようになるコツ』を、ひとまず『頭でガチッと納得してもらいたい』からです。

…前回、こう書きました。

レイキの手当てを行なう時のコツは『意識集中しないこと』であり、

「相手の状態を良くしてあげたい」

「気の毒に、大変だろうな…」

という優しさから来る同情心さえ無用です、と。

(流派系統に関係なく、アチューンメント講座ではこのように教わりますね。)

手当てを始めたら、そこから先は、

「うまくいかなかったらどうしよう…」

「私が何とかするんだ!」

という心配や焦り、気負いを、思い切って【一旦、横へ置く】のがポイントですよ、と。

でも、実際の場面ではどうでしょう?

例えば、あなたの大切な人やペットが非常につらそうにしている時、

「ああ、つらそう、痛いのかな…、ああ、代わってあげたい」

という優しさから来る同情心を、たとえ手当ての間だけでも【横へ置く】事は可能でしょうか?

ついつい

「お願いします、何とか良くなってください…良くなってください…、どうかどうか、お願いします…!」

と『必死』の状態になったり、拝みたい気持ちになるのが普通じゃないでしょうか。

『頭で分かってても、なかなか切り替えられない』。

『頭で分かってても、なかなかコツが掴めない』。

…それが私達人間なんですよね(^_^;)。

(もちろん、私やうちの講師陣も含め、ですよ!)

だから、具体例をお伝えしたいのですっ。

そして、「やっぱ『覚醒モード』のほうが断然うまくいくんだな~!」と納得してもらいたいわけです。

「辻さんっ!じらさずに早く本題に入って下さいよ~!」

…あっ、そんな声が聞こえてきそう(^_^;)。

はいっ、では行きます!

いい結果を出したいなら、いい結果を追わないこと

オリンピックなどで、フィギュアスケートの試合を観た事、きっとあると思います。

応援している選手が出てきたら、「難易度の高いジャンプを失敗せずに決めて欲しい…!高得点を取って欲しい…!」と、手に汗を握りつつ、祈るような気持ちで見守りますね。

固唾を呑みながら、前傾姿勢になって。

実は、選手は2パターンに分かれます。
(観ているあなたは、その事に気付くはずです。)

◆1つめのパターン:最初は「ガンバレ!失敗しませんように…!」と思いつつ肩やこぶしに力を入れて観始めたのに、気がつけばスムーズな滑りに気持ちよくなってくるパターン。

途中からは「ジャンプで失敗しないだろうか」というハラハラ感も忘れ、美しい演技に見惚れてしまうパターンです。

4分ほどの演技が終了した時のあなたは、肩の力も抜けていて、穏やかさとすがすがしさを感じています。

◆2つめのパターン:「ガンバレ!失敗しませんように…!」と思いつつ肩やこぶしに力を入れて観始め、最後まで手に汗を握る ハラハラパターン。

もちろん演技の美しさにも目を奪われていますが、終了時に襲ってくる感覚は、ハラハラ感の終了と『ホッと脱力するような安堵感』(=疲れ、脱力)です。

あなたは「大きな失敗もなく、最後までうまくいって本当によかった…!」と胸を撫で下ろし、ようやく肩の力を抜けます。

スケート以外にも、色んなスポーツで2つのパターンを感じる事があるかと思います。

…そして、この事にも気付きませんか?

ほとんどの場合、『1つめのパターン』(=心地よさ)を感じさせてくれた選手が、『2つめのパターン』(=疲れ、脱力感)を感じながら観ていた選手よりも好成績だと。

他には、音楽のコンクールやダンスのオーディション、各発表会やテスト、結婚式のスピーチの場などでもそうです。

『必死さ』を感じさせる人と、『のびのびとした感じ』を感じさせる人がいますよね。

必死さを感じさせる人は、観ていて「力入ってるなぁ」というのが あなたにも感じられると思います。

ズバリ言うと、「観ていてしんどい」はずです。

終わったら「無事に終えられてよかったね…!」とホッとします。

一方、のびのび感を感じさせる人は、『時間や空間、その場の空気と一体化している』というような『安心感、安定感』を感じませんか♪

レイキ療法の達人は、誰かに手当てをしている時、パターン2です。

観ているこちらまでもが、気がつけば心地よくなっています。

まるで、温泉にでもつかっているかのように。

話を再び、オリンピックの例に戻しましょう。

ビギナーズラックじゃないですが、初出場の、あまり期待されていなかった選手が意外にもメダルを取る事がありますよね。

その時の勝利インタビューで、多くの選手が共通したコメントを言います。

「とにかく出場できる事が嬉しかったんです!あまり注目もされてなかったので、緊張よりも出場の嬉しさのほうが勝ってました!」

逆のパターンもありますよね。

前回のメダリストで、非常に注目を集めていた選手が、期待よりも振るわず、メダルを逃すケース。

この時の演技や試合は、大体「力入ってるな~」というパターンではないでしょうか?

そして、あなた自身の体験を振り返ってみた時にも、同じ事は言えるのではないでしょうか。

出来る事なら、「のびのびパターン」で いつも何かにチャレンジしたいですよね。

(そうすると『いい結果が出やすい、うまく行く確率が高い』という事には 何となく納得して頂けたのでは?)

「辻さん、じゃあ、のびのびパターンで、いい結果を出すには?そのコツや秘訣は?」

という話に当然なるわけですが…。

そのコツは皮肉にも『結果を追わない』という事なのです!

『いい結果を出したいなら、いい結果を追わない(=意識しない)』という事のようですヨ。

「ええ~!ムジュンしてませんか…!」

ホント、矛盾してますね~(汗)。

でも、どうやらこれが秘訣らしいですよ。

カギは、先ほどお伝えした勝利インタビューのコメントの中にありますっ。

「とにかく出場できる事が嬉しかったんです!あまり注目もされてなかったので、緊張よりも出場の嬉しさのほうが勝ってました!」

…「嬉しい!」

この感情が 赤線チェックポイントのようです。

試合に臨む開始時、「オリンピックに出られて楽しい!」と思っていた事が、どうも『のびのび感』と繋がっているカギだと感じられませんか?

逆に、期待通りの結果が出せなかった選手の状態を思い返してみて下さい。

「勝たねば!」…この『必死さ』が仇になった感じがありませんか?

結果を観すぎて『必死』になりすぎたため、つい身体のあちこちに余分な力が入ってしまった…。

そして『のびのび感』を邪魔してしまった。

そのために、本来のポテンシャルを発揮出来なかった…。

こんな風に考えられませんか?
(だって、実力は十分だったわけですから…!)

と言う事は、『必死』にならなければいいわけです。

レイキ上達のコツは「今ここ」に心地よくあること

レイキ療法も、まったく同じだと思いません?

世界には、スーパードクター級のレイキ療法家が存在するとお伝えしました。

あなたがもしも、スーパードクター級になりたければ…。

そこまでじゃなくとも、今よりさらに、もっと『いい結果』を出したければ。

そのコツは?

そうです!

『結果』を見ない。

『必死』にならない。

『今ここ』を味わう。「嬉しい!」この感覚で軽やかに臨む。

やはり、ここがコツのようです。(^o^)

では、せっかくですから、『必死』になる要因についても、ここでしっかりと確認しておきましょうヨ。

(知らなかったら、気づかないうちについつい『必死』になりやすく、その上『必死になった時に気づかない』という事も多いものなのです。けれども今頭でちゃんと知っておけば「あっ、必死になりかけてる!」と気づきやすいですからネ…♪)

私達が『必死』になる時は、必ず2つの状態が重なっています。

◆1つめ:『過去の失敗』か『欲しい結果』に意識が向きすぎている。
(どうにかしたい…!という気持ちが強すぎる時も含む。)

◆2つめ:そのために、意識が『今ここ』になく、心地よくない。

だから、臼井式レイキでは、上級(サードレベル)で『五戒』を深く学ぶのです。
(ここからは、上級の内容になっちゃいますが、軽い気持ちで読んで下さい。)

・怒り、悔しさ、イライラ…『過去』への捉われと執着心。

・心配、不安、プレッシャー…『未来』への捉われと執着心。

・同情と優しさから来る「よくしてあげたい」という想い…『結果』への執着心。

この想いを、臼井先生は『我(が)=エゴ』と呼びました。

執着心は、強すぎる気負いや、「~ねばならない」という想いを生みます。

すると私たちは、ついつい一生懸命を通り越し、『必死』になるのです。

(必死のまま、意識集中をして、手当てを行なうと、『我』(=エゴ、執着心)、つまり「自分の力で!」「早く何とかしてあげたい!」という気持ちがなかなか解除されず、『捉われた状態』が続きます。

つまり、捉われた状態から心を解放し、『のびのびとした状態』になるために、執着心を手放そう。

執着心を手放すには、『今ここ(今の状態)』に心地よさを感じよう。…という事です。

(これが非常にうまく出来た時、私達は知らず知らず『覚醒状態』に入っているわけですヨ。)

誰かに手当て療法を行なう時には、「自分に今出来る事があってよかった!」と思ってみませんか♪

「手当て療法をさせてくれる相手でよかった、まずはその事が有難い」と思ってみませんか。

そうすれば、オリンピック選手の「出場できて ただただ嬉しい…!」という心理状態と非常に近い状態が作れると思いませんか。(^o^)

…というわけで。

今もなお、「執着心は手放して、淡々と行なうのがコツですよ」という臼井式レイキの教えについて、今までピンと来ていなかったかたへ。

他には、「でも辻さん、『よくなって欲しい!』と思いながら一生懸命行なうほうが、(つまり、「治りますように、良くなりますように…」と意識集中するほうが)いい結果が出るのでは?」というギモンがどこかに残っていかたへ。

これで納得なのではないでしょうか?

あとは、コツを掴んだり上達するためには、練習あるのみなんですね。

(これもスポーツ選手やダンサー、演奏家と同じ♪)

★他者へのレイキ療法の技能は、『アチューンメント講座・中級』で学べます。
(その後、練習会で上達して下さい~♪)
⇒ https://www.japan-reiki.com/1_1_yy_index.html

今日はここまでです!

次回は、『空気を読めない人、空気を読む人、空気を作る人の違い』について書きます。(空気=雰囲気のコト。雰囲気=エネルギー、ですのでね!)


今日のまとめ

「嬉しい!という気持ちは、『今ここ』と『覚醒状態』へ入る扉です。」

by; 辻 耀子

最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました♪

あなたの応援、心より感謝致します♪
次回も読んでもらえると、嬉しいですよ~~vv

この後も、あなたや あなたの大切な人にとって、穏やかな一日でありますように。