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2つの感謝、あなたはどちら?…安心立命の境地の見分けポイント

理事長の辻耀子(つじようこ)です。(^o^)

いかがお過ごしでしょうか?

さて。今回は

「上級で出てくる『安心立命』の境地ってなあに?」

というかたに向けた、安心立命の『特徴』と見分けポイント解説・第2弾でーす♪

レイキを学びたてのかたであっても、(レイキ以外の場面であれ、)今からご説明する『感覚』を体感した事があるかたは、きっと多くいるんじゃないでしょうか。

ではまず、安心立命の説明から。

“安心立命(あんしんりつめい)”。

それは、悟りの境地とも言われ、至福とよろこびに満ちた心の状態(在り方)です。

臼井式レイキの終着点、目指すところは、安心立命のよろこびを味わいつつ、『自分らしさを開花させ、幸せに生きること』。

「のびのび、軽やか、感謝が湧きあがり、心地いい人生」がレイキの醍醐味であり、テーマなんですよね。

さて。こういう風に説明すると、

「辻さんっ、そんなのムリに決まっています!(>_<) 24時間365日、心穏やかに全くハラも立てず過ごすなんて、そんな芸当、自分には出来ません!」

「昨日もハラを立ててしまいました…、こんな自分はダメです…せっかく上級まで学んだのに、ちっとも日常に生かせていません…(涙)」

と訴えてこられる人がいます。

…あの、ちょっと待って下さいっ。

そんな超人的なワザは、この私にもムリですって!(笑)。

365日、いつも安心立命の境地で過ごす事など、創始者の臼井氏にも、歴史上のどの人物でもムリだったでしょう。

だって…考えてもみて下さいよ、アナタ。

腹痛に苦しんでいる時に、「穏やかで至福だな~♪」と思えますかっ?

私にはムリです。

痛くて痛くて、それどころじゃないですもん。

(こんな時に「ああ~お腹が痛い…至福~♪」なんて…ありえませんもんねっ(苦笑)。)

そしてそれは、体の不調や痛み以外に、心の不調や痛みを感じているときも同じなんですよ~!

…という事は?

そうですっ、空のお天気にもバイオリズムがあるように、人の体調や心にもバイオリズムがあるので、24時間365日ずっと、など、土台ムチャな相談なのです。

それを踏まえた上で、「安心立命の時間が少しでもあったらステキな人生♪ もしもその時間が長ければ最高の人生♪」と考えてみて下さいネっ!(^o^)

ではいよいよ、今日のメインテーマに入っていきます。

安心立命の境地とは、大人の感謝があること

★安心立命の特徴・その2

『湧きあがる感謝(=大人の感謝)』

私たちは、胎児や赤ちゃんだった頃、何も隠すものもなく、心の鎧もなく、ただ無防備で、ゆったりとした安心感を感じていました。

「自分らしくない赤ちゃん」だった人など、どこにもいません。

ところが大人になるにしたがい、無邪気・無防備ではいられなくなりましたよね…。

なぜなら、心を傷つけられたり、様々な過酷な体験、苦労、我慢をし、理不尽な目に遭ったりしたからです。

(これは、避けて通れない道なんですよね。なぜなら世の中には、自分と違う価値観の人が存在するからです。)

そうするうちに、我々は心に鎧を付けて、人の目を警戒しながら生きる事を学習しました。

「失敗しないように」「そつなく、そつなく…」と気をつけて生きるようになった人も多いでしょう。

大人になった我々は、子供の頃のようにもう一度手放しで無防備な境地には、決してなれません。

(なぜなら、世の中には悪人もいるという事を知ってしまったからです。)

だから、今日のお話は、

「みんな、子供の頃に戻ろうよ!」

「もう一度、無防備に生きようよ!レイキでそうなれるよ♪」

という提案ではありません。全く違います。

(私は決して、そんな事はオススメしません!それは理想的な生き方ですが、現状、非現実的すぎるし、リスクが高いです。

都会で、家のカギを365日掛けずに過ごすのがヤバいのと同じで、かなり危険です。)

…さて…。

『安心立命の境地』は、子供の頃には不可能な境地です。

確かに子供の頃も「自分と他者との境界線のない感じ」「お腹のそこから笑えて、満たされていてリラックス」「穏やかな至福の時」はありました。

が。

一つだけ、なかったものがあるんです。

それが、感謝の心です。

私たちは子供の頃、何を与えられても『当たり前』だったのです。

晩ごはんに大好物が出てきたらよろこび、苦手なものが出てきたら「ちぇっ」と思っていました。(よね?(笑)。)

子供というのは『我欲』(エゴ)の塊で、どれだけあげても「もっともっともっと!!」と欲求してきます。

そして、そうかと思えば「いらない!(ぷいっ)」と、ほかに興味の対象を移して、走り去ってしまうのです。

子供はおおむね『不平不足感』(=エゴ)に満ちていて、「あれが欲しい、これが欲しい、あれしたい、これしたい」というニーズでいっぱい。

そして「トクする事」にとても敏感です。

子供の頃を思い出して下さいナ。

お年玉を貰った時には「ありがとう」と言うべきだから(そう教わり、しつけられたから)言っていましたが、本当は、あの時の正直な気持ちは、「ラッキー♪(トクした♪)」という気持ちだけだったのではないでしょうか…。

うっはっは♪

ところが我々は、大人になるにつれ、もう一つの感謝を知るようになります。

それは、『大人の感謝』と呼ぶべきものです。

子供の頃の「やった~ラッキー♪(トクした♪)」とは全くちがう種類の感謝です。

『大人の感謝』は、お腹のそこからしみじみと「ああ…ありがたい…」と感じる感覚です。

嫌な出来事があったり、傷ついたりヘコんだ体験をした時に、思いがけず友人が一生懸命励まそうとしてくれたり、家族が思いやってくれたり…。

誰かからの手紙、掛けてもらった言葉、贈り物…。

この時に、我々は幼児の頃には分からなかった「人の愛、優しさ、思いやり」を知るのです。

相手の想いを心底感じた時に「ジーン…」となる。

あれこそが、『大人の感謝』です。

(もしも失敗や落ち込みの少ない人生だった人であれ、20歳までには、『大人の感謝』を感じる場面がきっとあったでしょう。

(だから人間の成人は、20歳頃なのかもしれませんネ。)

『成人』って『人に成る』と書きますが、人に成るとは、『大人の感謝を知る』という事につながっているのかも知れません。

…おっと、話が横道にそれました。

『安心立命の境地』には、『大人の感謝』がセットです。

だから、自分が今安心立命の境地にいるかどうかは、「今、心に感謝があるかどうか?」で判断出来るのです。

「ああ、ありがたいなぁ…(じーん…)」と、しみじみ感じている時、私たちのハートは熱いです。

胸いっぱいにあったかいものが溢れ、それでハートが静かに満たされている状態です。

決してハートが枯渇しておらず、不足感も感じていません。

また、「申し訳ない」という気持ちも感じていません。

「お返しするべき」も感じていません。

(「ぜひとも恩返しがしたい!」という気持ちは湧いているかも知れませんネ。)

この境地の時は、独りでいても孤独を感じないですよね。

ただただ、「ありがたい…」という気持ちを噛み締めています。

これが、安心立命の境地の特徴・その2ですよ♪

レイキの実践はあなたの本質を開花させる

★『大人の感謝』はどんどん深め、強化していけます。

禅に『内観法』という修行法があります。

これは「人から受けた恩ばかりを思い出していく座禅」です。

やり始めると、興味深いことに、初心者の人は『雑念』が浮かび、次に『ムカついた事・傷つけられた事』が思い出されます(笑)。

実は、これは脳科学的に見れば自然な現象であり、別に精神的に未熟だから、とか感謝が足りないという事ではないのです。

脳は、『生存リスク回避』の本能として、放っておけば「嫌な出来事、傷つけられた思い出」から先に思い出すように出来ているのです。

そういうしくみになっています。

(だって、再び危ない目に遭うことから身を守らなければなりませんから!脳みそくんは、安全確保のために日々頑張ってくれてるんですよねぇ…♪)

だから、内観を行なった最初のうちは『ネガティブな出来事』ばかりが飛び出してくるかも知れません。

けれども、あまり気にする必要はないのです。

そのうち徐々に『受けた恩』にフォーカスするクセがついてくると、ポジティブな出来事に意識が向くようになり、恩恵がスルスルと浮かび上がってくるようになりますから♪

そして、「してもらった恩」を思い出し、ハートがあったかくなった時、あなたは心の中でその人物としっかりつながりあっています。

心の中で手をつなぎ合っている状態です。

「ああ…本当に幸せだ…ありがたい…」

自然と、こんな呟きが漏れる境地です。

(相手の「心と繋がる」というよりも、「本質と繋がる」と言う感じでしょうか…。

ともあれ、共鳴し合い、違和感がなくなり、自分も宇宙や空間の流れの一部としてそこに存在しているような、全てとピッタリなじむ感覚なんです。)

…こんな風にして、『内観法』でも心のお掃除が出来ます。

けれども、レイキを活用して「手当てのしあいっこ」するのも気軽でいいですよね♪

手当てをどんどん続けていると、最終的には深層心理のさらに奥…『魂』というのか、あなたの『本質』というべき部分が、ピカピカに磨かれて、オモテに出てきますよ。

そうすると、あなたの『本質』が開花し始めるのです。

実は、私やあなたの『本質』(魂?)には、驚くほどいいもの・きれいなもの・慈愛・ワクワク・無邪気さ・夢 などが存在しています。

(いえ、これらが我々の『本質』そのものなのです。)

これは間違いないです。

これは、『開花』という言葉がピッタリの、進化のプロセスです。

再び『本来のその人』が内側から溢れ、自然と顔を覗かせるのです。

私の場合、さらに続けていくうちに、

「自分はどう生きたいのか?」

「本当にしたかった事は何なのか?」

「将来のヴィジョン」

が見えるようになりました。

(昔は全く分からなかったんです。いくら考えても。)

もしもあなたが、

”上辺だけのあいさつ、そつのない作り笑顔…そんな人間関係がいくつあっても、何だか孤独。何だか退屈、何だか味気ない。”

そう感じる事があるのなら。

そこを超えて、『本質と本質』『存在と存在』で繋がる感覚を、ぜひ味わってみて欲しいなぁ♪

今回のお話は、以上ですっ。


★そうそうっ、「手当て、やりたいけど相手がいない」「家族の協力を仰げない」そんな人のために、練習の場をご用意してますよん♪

アチューンメントを受けた人ならば、誰でも来られます~♪

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そういうかたは、『安心律』という本格的なレイキヒーリングのセッションを予約してくださいっ。

こちらは、あっという間に予約が満了になりますので、急いでネ♪

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最後まで読んで下さり、本当に有難うございます。
また次回で~す♪

この後も、あなたとあなたの大切な人に、幸せが光のシャワーとなって降り注ぎますように。

つじようこ

(当協会は、流派系統を超えて全世界のレイキ実践者の学びを補助する組織です。)


今日のまとめ

「安心立命の特徴・その2は『湧きあがる感謝』♪」

by; 辻 耀子