「我々はどう生きるべきか？」への答えが、ここにある。

理事長の辻 耀子（つじようこ）です。
ㅤ
さて。

レイキは日本が誇る伝統文化、伝統療術です。

世界中の人が、日本の伝統を愛しています。
ㅤ
そしてレイキは、ワンネス、見えない力のはからいを「体感」を持って自分のものに出来る秀逸なメソッドです。

（誰もが習得できる、というのも魅力です。）
ㅤ
ㅤ
海外では、残念ながらレイキが伝承されていく過程で「療術（技法）」のみが独り歩きしました。
ㅤ
そして再び日本で注目を集めた1990年代には、「まるで超能力や心霊手術のような魔法的な技法！それを自分のものにできるよ！」と言うイメージと共に、過度なスピリチュアル系の夢みたいなメソッドとして注目を集めるようにもなりました。
ㅤ
実は、レイキのやっかいな点は、時折「ミラクル」が起こってしまう事です。
ㅤ
実際、難病が直った・腫瘍が一夜にして消えた…など、あり得ないような事が起こるため、その体験を持った人は、おおよろこびでそれを他者に伝えます。
ㅤ
すると、その「ミラクル」を「全ての人におこる事」と期待する（誤解する）人も出てきました。
ㅤ
その結果「ダメじゃん、インチキじゃん」とガッカリする人も現れたりなど、レイキの間違った認識も広がりました。
ㅤ
しかし、実は75年前に「レイキの教え」から削げ落ちてしまった部分にこそ、真髄がありました。
ㅤ
それは、「我々はどう生きるべきか？」への答えです。
ㅤ

「どう生きれば、心の底からこの人生を楽しめるのか？」

「どう生きれば、自然と身体が健やかになるのか？」

「どう生きれば、自然と開運するのか？」
ㅤ
「どう生きれば、心の底から納得のいく人生となるのか？」
ㅤ
ㅤ
これぞ、レイキで習得するべきものです。
ㅤ
手当て療法も素晴らしいのですが、ぶっちゃけ、現代人の我々は、頭痛や腹痛の時には「鎮痛剤を使う」という事も可能です。
ㅤ
ㅤ
しかし、物質的に豊かになり、科学が進歩したからこそ、現代人は「迷い」の中に入ってしまった…とも言えます。

つまり「何のために生きているんだろう？」
ㅤ
朝起きて、ぼーっとしながら身支度をして、何も考えずに冷蔵庫から食料を取り出し、スマホを見ながら口に入れ、当たり前のように外出する。

やりたい事じゃなく、やるべき事を淡々とこなし、夜が来る。

食べて、排泄して、寝る。また朝が来る。
ㅤ
この機械的な繰り返しの中、「自分は一体、何のために生きているんだろう？」というボンヤリとした問いを、心の奥底に持ち続けている人が増えました。
ㅤ
中には、その「何のために？」「自分なんて無力な存在」「撮るに足らない存在」という気持ちを感じたくなくて、享楽的な快楽に走る人もいます。
ㅤ

しかし、その迷いから出た時に、全く違う境地が存在します。
ㅤ
「ああ、自分は生きている…！生きているのって素晴らしい…！」
ㅤ
これが、「日本伝統式レイキ」が伝えたかった事であり、レイキを使う人たちの到達地点です。
ㅤ
迷いからの脱出です。
ㅤ

ㅤ
当協会では、海外で普及した「レイキ療法（療術、技法）」もしっかり教えますが、それ以上に、この「削げ落ちた部分」を上級講座で伝えています。
ㅤ
（もちろん、「初級」ありきの「中級」であり、「中級」ありきの「上級」であることは間違いありません。）
ㅤ
ㅤ
そんな当協会、そんな日本が誇る伝統文化である「レイキ」が、このたび文化褒章を頂ける事となり、感無量です。
ㅤ
各種武道、華道や茶道、雅楽や和楽器等と並び、レイキ療法もまた『日本が誇るもの』として尊重され、受け継がれて行くべき秀逸な文化のひとつです。
ㅤ

★実はレイキの業界の中にも「我こそが本家、あそこはダメだ」等の比較や誹謗中傷が存在します。
ㅤ
劣悪な指導を行ない、高い受講料を取る組織もありますし、「どんな病気でも治ります！」と誇大広告をしたり「うちだけが秘伝を知っています」と謳う組織もあります。
ㅤ
しかし私は、それでもレイキとご縁を持つ人生となった人達が、この「真髄」へ到達できるといいな、と願っています。
ㅤ
そのため、当協会では、どこのスクールを入り口としたかたも、進化成長し、技法上達できる機会を設けています。
ㅤ
それが「会場での練習会」（レイキラボ）、それから「オンライン練習会」です。
ㅤ
ㅤ
どこで学んだ方も、大歓迎で受け入れ、共に同じ「幸せ山」へのハイキングを楽しんでいければ…と思っています。
ㅤ
その先に待つのは、世界平和です。

今回のまとめ

“人は最低限、一人の人間を幸せにする義務がある。その一人とは、自分自身。”

…これをみんなが実践し始めた時、この世界に真の世界平和が訪れると我々・協会チームは確信しているのです。

これが、レイキの普及活動を続けていく原動力です。

by 辻 耀子