二元対立の世界にこそ、 感謝と喜びがある

s-reikiblog1 (9)

辻耀子です♪

今日のお話は、私のような若輩者が語るテーマではありません(笑)

自分でも「恐れ多いな」と感じているのですが、頑張って書いてみます。

読んでみて下さいナ。

人気者の人格者に共通しているコトってなんだろう?

「あの人って、人間が出来てるよね」「あの人って人間の器が大きいよね」と人から信頼を集めている人格者を見ていると、共通している点があります。

それは、「人気者である」というコト。

心理分析を仕事としている私としては、「人気者の人格者に共通しているコトってなんだろう?」と観察してみました(笑)

(だって・・・知りたくありません?人気者のヒミツって! ねぇ?)

そして気付いたのは、

「感謝が多いな」ってコト。

些細なことに感謝を感じ、口に出しておられます。

例えば以前、

高名なヨガの世界の権威の男性と食事をご一緒する機会がありました。

時間が遅く、あんまりおいしくない回転すし屋しか開いてなかったんです。

けれどその男性は、

「おいしいな~!ホントにおいしいな~~!」

とニコニコしながら食べていました。

当時の私は今よりもずっと人間の器が小さい奴だったので(笑)

それを聞きながら

「大げさだなぁ、そこまで言うとわざとらしいというか嫌味か皮肉だよなぁ」

って思いながら見ていたのですが、

ホントに心底嬉しそうに食べているのです。

まるで少年に還ったように。

するとやがて、見ている私までもがウキウキしてきました。

カウンターの中やホールにいる深夜スタッフのかたも、

次第にニコニコしてくるわけです。

入ってきたお客さんも。

出て行くお客さんも。

店中が、ウキウキに包まれたのでした。

(それを見て、私たち同行者は感嘆してしまったものです!)

「感謝」これが今日のキーワードです。

色々な本の中にも、判で押したように「感謝しよう!」と書いてありますネ。

「感謝するべきコトぐらい、誰でも知ってるよ!

小学校の頃から耳タコです!」

と、誰もが思うことです。

でも(以前もお伝えしましたが)

感謝というのは、ハッピーな気持ちになった時でなければ、生まれてこない感情です。

ハッピーでもないのに

無理やり感謝しようとすると、疲れます。

(自分で自分にウソをついているからですネ)

で、これを長くやっていると、心身に悪い影響が出ます。

ハッピーな気持ちをもっともっと日常で しょっちゅう感じられるようになる方法って、ないものでしょうか?

(そしたら誰だって、もっともっと感謝を感じられるはず!)

で…やっとその謎が解けました。

どうやって赤ちゃんは「感謝」を知るのでしょうか?

感謝というのは、ネガティブな出来事があるからこそ生まれてくるようなのです。

ネガティブな出来事がなければ、感謝は生まれないのです。

「え?どういう事?」

今からその事をカンタンに証明してみます。

例えば小さな子供は、感謝の気持ちを知りません。

何でもやってもらって当たり前、

というところから私たちの人生はスタートするんですよね。

食べ物が出てきて、

衣食住の心配がなく、

おむつも取り替えてもらい、

明日の収入を心配する事もありません。

じゃあ、どうやって赤ちゃんは「感謝」を知るのでしょうか?

親から「感謝しなきゃダメよ」と教えられるから?

…いいえ、違いますよネ。

当たり前のことが当たり前じゃなくなる時

阪神大震災の後、被災して生き残った友人が言っていました。

「生まれて初めて、水道水をおいしいって思った!」

「シャワーからお水が出るってすごい!お湯が出るのって天国!」

…友人は、被災するまで

お風呂でお湯が出ることに感謝など一度も感じたことがない人でした。

そうなんです、私たちが今すぐ

お風呂に綺麗なお湯があることを感謝したければ、

水道やお風呂のない地域で

一週間暮らしてみるしかないのです。

そうしなければ、

私たちは心底感謝を感じることなどできないのです。

ネガティブな出来事を通して「感謝」の心を学習していく

こんな風にして、私達はみんな、ネガティブな出来事を通して「感謝」の心を学習していくようなのですネ。

先日、こんな事もありました。

食べかけのハンバーガーを

道端に捨てていた小学生を見かけたんです。

この子は、食べ物を粗末にする子です。

食べ物に感謝など、まったく感じていない子です。

通りかかった中年女性二人が、

その小学生を見て「嘆かわしい」とボヤきながら通り過ぎていきました。

食べるものを心配することがなければ食べ物のありがたさはわからない

でも本当に、

その子は優しくない子でしょうか?

ダメな子でしょうか?

いいえ、違うと思いませんか。

生まれた時から食べ物があり余っている日本。

多くの子供は、「もっと食べなさい!」と言われ続けて大きくなります。

おばあちゃんのうちに行けば「おやつ食べる?」と言われます。

「食べなさい」ばかり言われて「食べちゃダメよ!」はあまり言われません。

「もっと食べなさい」

「野菜もしっかり食べなさい」

そう言われ続けて大きくなる子供は、

食べ物が溢れている状態にうんざりしているかも知れません。

飢えた事がなく、明日食べるものの心配をした事が一度もない人生。

そんな子供に、食べ物のありがたさを感じろといってもムリだと思いませんか。

恵まれた国で感謝を感じること

現代、世界を見わたしてみれば、

他に類を見ないほど平和で福利厚生も充実している日本。

(もちろん諸問題は色々ありますし例外もありますが、

他国と比較してホントに恵まれた国だと思います。)

という事は、この日本で

「感謝をいっぱい感じる」ことは不可能なのでしょうか。

いいえ、そんな事はないはずです。

何故なら私達には、

想像力という素晴しい能力があるからです。

想像力=思いやり。

あなたや私のおうちのお風呂のお湯は、

会った事もない大勢のかたの手を通して、

綺麗にされ、配管され、家まで届いているんですよネ。

そんな、「会った事もない人」について、今日は思いを馳せてみませんか♪

お風呂に入る時には、ぜひお湯がどこから来たのかを考えてみませんか♪

「水道局の人、夜勤したのかなぁ、

風邪引いてても頑張って仕事してくれたのかなぁ」

というわけで…

ゆっくりお風呂を楽しんで下さいナ♪

(レイキが使えるならば、レイキ風呂を堪能して下さいネ。)

私も夜にはゆっくりお風呂を楽しみたいと思います♪

あっ!

もちろん、あなたが今日した仕事も

間違いなく誰かから絶大なる感謝を受けているはずですよん。

ささやかながら、応援を込めて…。

そしてあなたとのご縁に、

心からの感謝を込めて…。

つじようこ

 

今日のまとめ
「想像力という素晴らしい能力を研ぎ澄ますほどに、人の思いやりが見えてくる♪」

 

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