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“知ってる”と“出来る”は違う。あなたが「幸せになりたくない理由」とは?|レイキで自己成長するコツと謎解きその2

こんにちは!理事長の辻耀子です。
いかがお過ごしですか?

さて、今回は、「本当にレイキを使うと内面向上に繋がるの?」
「なぜそんな事が起こるの?」というテーマの第2回です。

今回も私なりに書いてみます。

我々が生きる意味とは何でしょうか?

レイキは決して宗教ではないのですが、
レイキの根本には、創始者である臼井氏の、
確信に近いまっすぐな想いが詰まっています。

……以下の言葉は、少々耳が痛いかも知れません。
(私はそうでした(^_^;)。)

「我々をはぐくみ、
太陽光や水などさまざまな恩恵を送ってくれる大宇宙が、
私達人間に何らかの使命を与えているのだとすれば、
私達を不幸にしたり病気にしようと考えるはずがありません。

我々の意識や行いが勝手に宇宙の流れから外れ、
沿わなくなり不調和を起こしたとき、
人生で様々な不具合や不調が訪れるようです。」

100年以上も前、臼井氏はこんな事を言って『臼井レイキ療法学会』
をスタートさせたのでした。

 

じゃあ、我々が生きる意味とは何でしょうか?
幸せになること?
幸福って何だろう??

 

例えばいつもニコニコ、心穏やかに過ごせたなら、かなりハッピーですよね。

もしもあなたが
『幸せや幸福について考えても、漠然としすぎていてピンと来ない……』
『自分が何をしたいのか、生きがいが見えていない……』と思うなら、
逆に「不幸」について考えてみましょうよ。

そうすると今何をすべきかが、意外にもハッキリ見えてくるかも知れません。

 

不幸にも色んな状況が考えられますが、
『あなたにとって、つらい状況』が、
他の人にとってもつらい状況だとは限りませんよネ。
(田舎暮らし、都会暮らし、職業などなど……。)
ですので、
他の人の事はいいのです。

あなたにとってどうか?という事が問題です。

そう、不幸か幸せは、あなたの気持ちと大きく関わっているっていう事ですよネ。
ここまでは私が改めて言う事でもありません。

『安心』『愛』からスタートさせると心の中は全然変わる

では「どんな状況だとイライラ怒りまくってしまうのか?」
誰かへの恨みつらみを持ち続けていたり、
まだ起こってもいない事を心配したり不安になったり……。

 

我々が怒っている時って、
もうすでに起こった出来事について考えを巡らせているはずなのです。

また、心配や不安も、
よくよく見てみると過去への捉われから来ているみたいです。

「昔うまくいかなかったから、今度もうまくいかないかも……」
「今までうまく行った事がなかったから、自信が持てない……」
「昔、△△さんが失敗したのを見てた。自分も失敗するのでは?」

そう、全て過去の情報(記憶)から始まっているのです。
そこにこだわりがあるって事ですよね。

そしてどうやら、私達が何かについて考えている時、
『恐れ』から考えをスタートさせると、
どんどん不安や心配がつのるようです。

イライラも、
「自分は嫌な目に合わされている!」
「さらに嫌な目に合わされるんじゃないだろうか?」
というところからスタートしていませんか。

怒りや恨みつらみなんて、
モロに『過去に起こった嫌な出来事』からスタートしていますよね。

 

よく『恐れ』の反対は『愛』だと言ったりしますが、
『恐れ』『不安』の反対は『安心』『平穏』とも言えると思いませんか。

 

私達が何かについて考える時、
今度は『恐れ』ではなく『安心』『愛』からスタートさせると、
心の中は全然変わってくるんですね。

 

「大丈夫!昔うまくいかなかったからといって、今度もうまくいかないとは限らない♪」
「大丈夫!今までうまく行った事がなかったけれど、あの頃の私と今の私は同じじゃない。
知恵もあるし強くなったし、成長している!」
「昔、△△さんが失敗したのを見てた。でも大丈夫、△△さんと自分は違う人間。
だから自分も失敗するのでは?という考えは当てはまらない。」

こんな感じでしょうか♪

『頭では分かっている』なのに『出来ない』

……さて。
ここまで読まれて、今どんな事を感じていらっしゃいますか?

「そりゃ分かってるよ、理屈ではそうだよ。
だけどそれが簡単に出来ないから苦労してるんじゃないですか、辻さん。(苦笑)」
「過去の失敗やつらかった気持ち、
引きずらないほうがいい事ぐらい、もちろん分かってる。
だけど引きずってしまうんだからしょうがない」

 

……そう、『頭では分かっている』。
なのに、『出来ない』。

 

これが人間というものです。
誰だってそう。そうじゃない人なんて、本当にひと握り。

 

ではなぜ、私達は過去の失敗やつらさを引きずってしまうのでしょうね?

ここを紐解いていくと、実に色んな気持ちが隠れているのが見えてきます。

「だって……!あの時傷つけられた事を忘れてしまったなら、誰があの人を罰するの?!」

「だって……!相手を許してしまったら、負けたような気分になる」

「だって……!相手を認めてしまったら、余計に自分が不利になる。
もっとひどい目に遭うかも知れない」

「ここで許したら、何も変わらない」

「△△さんはちっとも反省しない!それは△△さんのために良くない!」

逆もあります。

「あの時の失敗を忘れたら、自分が堕落してしまう」

「あのつらさや悔しさを忘れたら、自分はもう努力しなくなってしまうのでは……成功できないのでは(勝てないのでは)」

「他の誰が気づいていなくても、あの時私は失敗した。」

「実は誰も知らないけれど、あの時私は××さんを傷つけた。
それを誰も知らないからこそ、自分が自分を罰し続けなければならない。
自分を許してはならない」

そう、だからこそ『頭では分かっている』、なのに『出来ない』
という境地に陥ってしまうんですよね……。

どうすればハッピーになれるのかを、我々は知っているのです。
色んなやりかたを知っているのです。

そして、たまにはそれを行なうのです。
けれど最後まで……完全にハッピーになるまで、やり続けようとしない。
いつも途中でやめる。
または、やったりやらなかったり。(だから効果が現れない。)

なぜなのか??

「幸せになりたくない理由」がある…じゃあどうすればいい?

なぜ、本当にハッピーになるまで続けないのでしょうか?

それは、『幸せになりたくない理由』『なってはならない理由』があるから。

「ええっ?!幸せになりたくない理由?!」

そうなんですよ。
信じられないかも知れませんが、私達は無意識の領域にそんな理由を
持っているようなのです。

『頭では(幸せになるほうがいいと)分かっている』、
『その方法も知っている』、
なのに『(幸せになる方法を実践する事が)出来ない』
その理由は、大きく分けて次の二つです。

 

先ほどお伝えした通り、
「この状況の自分を誰かにアピールしなければ!」(その人に罪の意識を感じさせるために)。

または、
「私はこのつらい状況をずっと続けなければならない」
(なぜなら、過去、自分が犯したのミスの償いのために)。

このどちらかの考えを心の奥底で……無自覚の領域で持ち続けて
いるからなんです。

この時、私達は「頭では分かっているのに出来ない!」というところにハマるのです。

ここにハマった時に、私達は宇宙の流れに乗れません。

宇宙と同調できません。響き合えません。
だから、宇宙の追い風を受けられず、向かい風がやってきてしまいます。

「生きがいややりたい事、天職を早く見つけたいのに、見つからない」
「ステキなパートナーを見つけたいのに、見つからない」
「もっと心穏やかに過ごしたいのに、イライラする出来事がやってくる」
「イライラするのをやめたいのに、トラブルばかり発生する」

……こんな感じです。

まさに望んだものと逆のものが手に入ってしまっている状況なのです!

「じゃあどうすればいいんですか?」(焦っ)

そうですよね、そりゃあ幸せになりたいですよね。
望むものを手に入れたいですよね。

そのためにはただ一つ、『こだわり』(執着)を手放す。
クリアになる。

例えばあなたの心を血管に例えると、
『こだわり』『過去の嫌な記憶』『トラウマ』『過去の失敗』は、コレステロールのようなものです。
これらをレイキのエネルギーは、溶かして流してくれるのです。

『レイキ実践の道』まず、あなた自身が幸せになる・宇宙と調和しあう道

どうやって流すのかというと、その方法は実にカンタン、シンプル!
自己鍛錬(レイキのエネルギーを流す呼吸法)や、
自己浄化法(自分で自分にレイキを送るヒーリング法)で流すのです。

(もしもあなたがすでにレイキを使える人であり、
今日の内容が当てはまっているならば、
これ、だまされたと思って今日からコツコツやってみて下さい!)

100以上前に生きた臼井式レイキの創始者・臼井氏はこうも言い残しています。

『宇宙即我、我即宇宙。』
(訳すると、「宇宙は私である、そして私は宇宙そのものなのである」
と言ったニュアンスでしょうか。)

この境地に至った時、我々の意識は、完全に宇宙の流れと調和できると
臼井氏は悟ったのです。

宇宙の流れと調和できたなら、どんないい事が起こると思います?

『考えたら(望んだら)すぐにやってくる!』という現象が起こり始めるのです。

シンクロニシティ、共時性ともいいますよネ。
レイキ実践者のかたがたが、口を揃えていう言葉です。

「最近シンクロばっかり起こるんです!!不思議……!!」

 

実は100年前、もともとの臼井式レイキ法は、『ヒーリング』ではありませんでした。
宇宙と我々が呼応しあい、響き合うための便利な業法だったのです。

 

『レイキ実践の道』を富士登山に例えると、五合目までは『健康への道』。
つまりヒーリングとレイキ療法の道でした。
けれどもそれは、『入り口』にしか過ぎませんでした。

 

そして六合目から頂上までは『幸福への道』『悟りへの道』だったのです。
それも、「誰かを幸せにする道」ではありません。
「まず、あなた自身が幸せになる・宇宙と調和しあう」道だったのです。

(なぜなら、人は健康になるために生きているのではありませんから……!
それが生きる目的ではないのですから。)

 

私達は心地よく心穏やかに、笑顔の境地で幸せを噛み締めるために
生きているのです。それだけは間違いなさそうです。

そして究極的には自分の夢を叶え、満喫し、学び成長し、
『捉われ』という呪縛から自由になり、
解き放たれて解脱(げだつ)するために生きているのです。

 

解脱(げだつ)と言うと非常に難しく聞こえるかも知れませんが、
要は『今の苦しみから真に脱却する』っていう事だけです。

そしてのびのびと深呼吸するように自然体で生きる。
「生きててよかった!」と心の底から実感する。

 

それが生きる目的なのだと私は確信するのです。

 

(無論、最終的にはあなたが幸せな笑顔でそこに居続けることにより、
周囲に大きな至福の波動が波紋のように広がるでしょう。
あなたが愛に溢れる行動を取る事により、
ハッピーな人が増えるでしょう。
よろこびの種が蒔かれ、芽を吹き華を咲かせるのです。)

「思ったら叶う」レイキ法を日々の習慣に

ちなみに、『考えたら(望んだら)すぐにやってくる!』という状態を
仏教用語では『如来』と言うんですよネ。

 

『如来』。
まさに字のままです。

 

「思ったら叶う」という状況。
シンクロニシティ、共時性。

 

だけど……。
そうは言っても、『言うは易し(やすし)、行なうは難し(かたし)。』

 

時々ものすごく難しい。
だからこそ、レイキ法を日々の習慣にしちゃいましょうヨ♪

 

こんなにもシンプルで簡単で、しかも直線距離で『シンクロ』を感じられるものはそうありません。

 

堅苦しく考えず、コツを掴んで楽しく使う。それだけです♪
やってみた人だけがたどり着く境地があります。
ぜひそれを、あなたのものにして下さい。

 

今からでも全然遅くはないですから。

 

ちなみに、レイキ・エネルギーでどうして『執着心の手放し』が
起こるのかは、まだナゾの領域です。

 

けれども私はどうも、レイキ・エネルギーは強力な『きよめ』
『お祓い』のパワーを持っているように感じてしかたがないのです。

 

レイキを学んだ直後のかたは、なかなか今回のようなお話もレイキ・
エネルギーそのものも、信頼できないかもしれません。

 

けれどもせっかくアチューンメントによって覚醒したレイキ受信回路です。
流派系統によらず、ぜひ使いこなせるようになって下さいね。

 

そして日常生活をさらに軽やかに、鮮やかに開花させて下さい。

日本伝統式レイキの真髄を学び直したいかた

★「西洋式レイキを学んだのですが、ぜひ日本伝統式レイキの真髄を
学び直したい!」という多くの声を頂き、嬉しいです。

ご要望にお応えして『再受講』をスタートしました。
ぜひ他所でレイキを学んだかた、そして当協会で学び直したいかた、
大歓迎でお待ちしています♪

長いのに、最後まで読んで下さり有難う。感謝致します。

 

今日のまとめ

「“知ってる”だけは勿体ないです!
“叶った!”“出来た!”如来の境地へ。」

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      by; 辻 耀子 (NPO日本レイキ協会)