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自分軸って何だろう? 軸がない人は他人に振り回されやすい!

こんにちは、理事長の辻 耀子(つじようこ)です♪

いかがお過ごしですか?

もしも今不安や孤独を感じている人がいるならば…。

エアーでしっかり手を繋いでおきましょうね。

大丈夫、大丈夫…!乗り切っていきましょう。

「自分軸」とは何か、説明できますか?

さてさて、今回のテーマは「自分軸」。

当協会のレイキの講座で、すごくよく登場するワードだと思います。

「辻さん…、そもそも自分軸とは?」

「よく意味が分からないんですよね…」

そんなかたも、案外多いのでは?

実は私もレイキを学び始めた当初、この言葉の意味が難しかったものです。

自分軸とは…

「自分はこれが好き、これが嫌。これが大切、これはなくても大丈夫…。」

こういった、『自分らしさ』を作っている価値観のことです。

この自分軸(自分が大切なもの)をしっかり分かっている人ほど、『信念のある人』と言われたり、『その人らしいね!』って言われたりします。

そしてこの『自分軸』は、人生の生きがいや、充実感と直結しています。

だって…。考えてみて下さいナ。

「あの人って、全然あの人らしくない人生を生きてて、人の言いなりで自分の意見のない人だけど、輝いてて魅力的だよね…!イキイキしてる!」

って言われる人に出会った事、あります?

「わ~~、あの人みたいに生きたい! 自分のやりたい事我慢して、親が着せたい服を着て、親が習わせたい習い事に行って、学校の先生に薦められた本だけ読んで、自分の意見を持ってなくて、何食べたいか聞いてもいつも『みんなと同じでいいよ、合わせるよ』っていうよね…。本当にあの人みたいな生き方に憧れる…!♪」

って思います?

…今あなたが「この人生でよかった…!心底そう感じる!サイコー!」って思えているならば、それはあなたがのびやかで、自分らしくて、等身大で…望む人生を生きているからです。

もしもあなたが今、取り繕ったり背伸びしたり、誰かの顔色を伺いながら生きていたり、権力者の言う事に従わなければならなかったり、ずっと我慢ばかりしているならば…「何のために生きてるんだろう?」って思いませんか?

そう。つまり、生きがい・充実感・幸せだな~って思う度合いと、『自分軸』とはリンクしており、生きがいを感じられる人ほど、自分軸が太くしっかりしている。比例しているわけです。

もちろん、「自分はこうしたい!こう生きるんだ!」が強い人は、時には『頑固だね』って言われてしまいます。

けれども、ほどよく自分らしさを持っている事は頑固ではなく、むしろ魅力です。

そして何より…自分自身が自分の人生に対し、納得がいくのです。

この納得感。これが「幸せ感」と言っていいと思うんです♪

レイキで自分軸を太くする

「じゃあ辻さん、自分軸を太くするには、どうすれば?」

そうですよね、そうですよね…。

そのために最もいいのは、日本伝統式・自己鍛錬法の中でも特に『五戒』と『発霊法』。

(誤解や発霊法を知らないかたは、会場での練習会か『アチューンメント講座中級』に来る、もしくは「オンライン レイキサロン・レイキスタ」に入会して下さいナ♪)

呼吸法や瞑想を通じ、何を行なうのかというと…。

自分が「もう一人の自分」の様子を眺める…という事を鍛錬します。

(つまり俯瞰(ふかん)する、という事です。)

これが上手になってくると、自分が気づいていなかった『自分』を再確認する事が出来るようになるのです。

「え?自分の事なんて、自分が分かってますよ、充分に」

おお、そうですよね…?

そう思いますよね。

私も昔、そう思ったものでした。

でも、違いました。

案外と自分の事なのに、自分が「今何がしたくて、何を求めていて、何に充実感を感じるのか?」

これが、考えても考えても出てこなかった時期がけっこう長かったのです…。

後から考えてみれば、それもそのはず。

当時の私の人生は、「やらねばならない事」に埋もれてました。

しかも、その「やらねばならない事」をやめられない。やり続けるしかなかったんですよ…。

そうなると、どうなると思います?

「本当はやりたくないんだ」「実は我慢してるんだ」って自覚しちゃったらもう、つらくてつらくて耐えきれなくなっちゃうから………

「気づかない」

ようにして、生きてしまうんです。

つまり、人生の中で我慢が多く、しかもその『我慢の人生』から抜け出す方法が見つけられない人は、「やりたい事」についていくら考えても、思いつきません…。

仮に、思いついたとしても、しっくりこないんですよ。

「う~ん、ホントにこれかな…?」という感覚。

で、少しトライしてみるんですけど、すぐに飽きたり「ダメだ、自分にはムリ」って思えてしまって、投げ出しちゃうんです…。

(で、三日坊主を繰り返し、自分がどんどん嫌になる。焦る。そしてまた「何か見つけなきゃ!」と思う。トライする。続かない。しっくりこない…。ああああああ、悪循環…。どんどん焦りが強くなり、しかしやりたいことがみつからない…。)

これ、過去の私の話です。

レイキと出会う前まで、こんな感じでした。

周囲からは「そんなお仕事してて立派だね」って褒められたり、「頑張っててすごいよね」と賞賛されたりするわけです。

自分でも「毎日ごはんが食べられて住む家もある。これを幸せって思わなきゃバチが当たるよ」と自分に言い聞かせたりするんです。

で、無理やり感謝してみようと頑張ったりとかね…。

でも、今思えば、当時そんな風に頑張ってたのは全て、『本心に気づいていなかったから』でした。

本当の私は、ものすごく虚しかったです。

人生にうんざりしてました。

毎日我慢して…。何のために生きてるのか分からなくなっていました。

人生に生きがいも価値も感じられてませんでした。

だから、感謝なんて湧き上がるわけがない。

(そんな風にして生きていて、しかも睡眠削って身体を酷使し続けたから、大病に至ったわけなんですけどね…。)

「ゴキゲンな他人軸」は、自分軸でもあります

さぁ…。

ここまで読み進めて下さったなら、「なぜ自分軸を育て、クリアに太くする意義があるのか?」が見えてきましたか…?♪

そうです。

当時の私は、我慢ばかりしていた。

やりたくない事に埋もれて、やりたくないけれどやらねばらならない事に追われてました。

起きてる間の大半を、その事に費やしてました。

やりたくない事のオンパレード。

…しかしそれは『誰かのため』にやっていたり、『誰かが楽になったり』はしていました。

つまり、『他人軸』だったわけです。

『他人軸』…。

つまり、誰かの価値観(誰かの喜び、誰かが楽になる)を中心に据えて、生きる事。行動する事。

あ!ここで1つ、誤解しないで下さい…!

誰かのために何かをする事が、全部、悪い事で「不幸になる事」ではもちろんないのです。

「誰かのために何かをする。それが自分のよろこびである」

…この状態ならば、それはステキな事なのです。

しかし…。

「誰かのため」と思って一生懸命やっても、相手があまりにも感謝してくれない場合。

相手にとっては、それが当たり前になってしまっている場合。

あまりにも感謝が返ってこない場合…。

ましてや、都合よくこき使われたり、利用されている場合。

本当に…本当に、やりきれませんよね…。

泣くに泣けない。

虚しすぎる…つらすぎる。

『他人軸』が悪いのではありません。

相手の立場に立ち、相手を思いやる気持ちから行動すれば、『他人軸』になります。

そして、この他人軸も素晴らしい事…!

両方使いこなせるとサイコーだと思っています♪

例えばあなたが旅行先で、大好きなお友達に「おみやげを買って帰ってあげよう」と、ウキウキしながらおみやげを選ぶ時。

当然、相手の好きなものを買って帰ってあげようと思いますよね?

お酒が好きなら、お酒。甘いものが好きならお菓子。

これが『ステキな他人軸』。ちゃんと相手の価値観、立場に立った上での思いやりですよね。

でもその一方で、「面倒くさいな…」って思いながら、仕方がないからおみやげを選ぶ…という時もありませんか?

「あ~選ぶ時間も大変だしお金ももったいないな…。でも買って帰らないと後々面倒だよな…」っていう時。正直、あるとおもうんですよ(苦笑)。

これも『他人軸』なんですよね。

そう、前者は『相手のよろこんでくれる場面をイメージしただけで、すでにウキウキしている(つまりゴキゲンになっている)訳なので、『自分軸』でもあり、『ステキな他人軸:』でもあるんですよね。

一方後者は、選ぶ段階でもう「やりたくない」わけですから、『むなしくしんどい他人軸』ですよね。

そうなんです。『他人軸』には2種類があり、「子供の笑顔を思い浮かべながら家事を行なう」ならば『ステキな他人軸』。

でも、時には「は~ごはん作るの面倒くさい…」って思いながら子供にごはんを食べさせる事もあるでしょう。

同じ人でも、相手が同じでも、その時の気分や体調、忙しさの度合いによって『むなしくしんどい他人軸』になる日もあるんですね。

つまり、24時間ずっと『自分軸』の人もいないし、24時間ずっと『ステキな他人軸』の人もいない。

みんな誰もが、体調、気分、その日やる行動、環境、お天気…さまざまな要因によって、『自分軸』と『他人軸』の間でバランスを取りながら行動を決めてるんですね。

ともあれ。もしも「今以上さらに自分らしく生きたい!」「今よりもっと幸せ感じたい!」「やりたい事見つけたい、でも見つからない!」という人は、まずやって欲しい事があるのです。

それは、『自分軸』(=自分の大切なもの)を見つける前に、先に『心の大掃除』が必要なのだと気づくこと。

「え?心の大掃除?…辻さん、一体何を掃除するべきなんですか?」

それはね、『しんどくむなしい他人軸』の行動や習慣ですよ。

まず、それを見つけるところからスタート!

そう、お部屋の大掃除の時も「あ!こんなところが汚れてる!」「これ、もう要らないな…」というものを見つけるところからスタートでしょう?♪

見つかったら、しめしめ…♪

なぜなら、お掃除していけるからですヨ♪

そのためにやるといいのが、日本伝統式・自己鍛錬法。

中でも『発霊法』や『浄心呼吸法』です!(^^♪

『しんどくむなしい他人軸』。

これを、さらに幸せや生きがいを感じるために、大掃除していく必要があるのです。

さぁ、次のお話に移ります。

では、『自分軸』がない人は、本当に他人に振り回されやすくなるの?

それはなぜ?

どうすれば、振り回されにくくなっていけるの?

次回は、このあたりのお話をしてみたいと思います♪

今回も最後まで読んでもらえて、本当に嬉しいです♪

また読んで下さい~~!(^^♪

めいっぱいの応援をこめて…。

つじようこ でした。


今日のまとめ

しんどくなること、むなしくなることを見つけてみよう。
勇気が必要な場合もあるかも知れません。
けれども人生を変える扉が、そこにあるのです。

by 辻 燿子