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誘導瞑想「今ここに生きる たましいの目的を思い出す」

理事長の辻 耀子(つじようこ)です。

今日は、オンラインサロン・レイキスタ限定配信の『誘導瞑想』の動画用に作成した、誘導用の詩をお届けしたいと思います。

お時間のある時に、出来るだけ静かな空間を選んでください。

そして、ゆったりと腰掛け、お気に入りの音楽があれば、BGMとして賭けて下さい。
(リズムを刻まない、歌声の入っていない、ヒーリング音楽が望ましいです。)

それからまずは2~3回、深呼吸を。

そのうえで、できるだけゆっくり読んで頂けると嬉しいです。

あなたの自律神経がさらに整い、雑念が消え、今何をすべきか…それが見えてきます。

では、どうぞ。


「今ここ」しかない

「昨日」はあなたの頭の中だけのもの
昨日が素晴らしすぎても 過去に戻る事はできない
よかったことを思い出す事しか出来ない

それから
昨日がつらすぎても、過去に戻る事はないので
どうか安心して

そして今日、昨日と同じような
一見変わらない「今日」が来たとしても
あなたは「今日」昨日と同じ態度と行動をとる必要はない

あなたはその状況の中で
どのような行動をとることもできる

あなたはその状況をどのように解釈する事も出来る

自分を苦しめる解釈をするのか
自分をラクにするのか
立ち向かうのか
戦って勝つのか
そこから一時的に非難する決断をするのか

あなたは今 八方ふさがりと
思い込んでいるかも知れないけれど
案外 迷路の抜け道は残されている

迷った時には「自分を大切にする」という基準から選べば
道は開ける

逆に「自分を犠牲にし続ける・自分が我慢すればいい」
というチョイスをすれば、さらに状況は悲惨な事になり
最後は不幸な展開になる

明日はあなたの頭の中だけのもの
明日をどれだけ不安がっても 明日にワープする事はできない

つまり不安を空想しても、あなたは今
「明日」には行かない

だから安心して大丈夫
あなたは今日、この場にいる

あなたはちゃんと「今ここ」にいる
そして人生は「今ここ」の連続

今すぐ気づくべき 最も大切なこと
それは「不安な明日は あなたの空想の中にしかない」と知ること

この事に気付くこと

不安はあなたの空想の中だけで 大きく膨らんでいく
どんどん膨らんで 押しつぶされそうになる
たちうち出来ないような気持ちになる

そんな時には「あっ!これは空想だった」と思い出そう

それは単なる空想でしかない
あなたはその「空想の中の未来」にワープする事はない
なぜならそれは幻だから

そして今、あなたは「今ここ」にいる

昨日起こった嫌なこと・つらいことは
もう「今ここ」には存在しない

すでに過去のものになりました

あなたは今 あの嫌な「過去」にいない
そこには二度と戻らない

大丈夫 過ぎ去ったから戻らない
過去は「あなたの記憶の中」にしかなく
「今ここ」には存在しない

さぁ「今ここ」で あなたはどうする?
どう行動する?
何を選ぶ?
どう動く?

過去に囚われ続ける? 引っ張られる?
それとも「今ここ」に意識を戻す?

あなたが真っ先に優先する事は
自分を尊重すること
自分を大切にすること
自分を愛すること
自分をいたわること

自分にていねいに接すること
理不尽な目に遭っているなら 声を上げること
それが怖いなら、誰かに相談すること
勇気を出して「助けて」と言うこと

自分のために勇気を出して
自分の中にいる もう一人の自分が
もしも泣いて、おびえているなら守ってあげて

泣いている自分に代わって、勇気を出して
あなたがもう一人の自分を尊重してあげて

大切にしてあげて
愛してあげて
優しくしてあげて
努力をねぎらってあげて

今がもしもつらいなら「ここから出よう」って手を引いてあげて

その子を救い出せるのはあなたしかいない
「今ここ」に生きているあなたしかいない

これが「自分を愛し 大切にする」ということ

もしも あなたの中にいるもう一人の自分が
不安な未来にとらわれているなら

無視しないで ちゃんと近づいてあげて

「大丈夫 死なない 死なない」
と伝えてあげて

落ち着かせてあげて
安心させてあげて

「もしも恐れてる事が現実になっても
自分だけはそばにいるよ」と伝えてあげて

そして いつでも
もう一人の 怖がっているあなたのそばに
いてあげて

その子の怖れや不安をバカにしないであげて
その子を叱らないであげて
その子の心を落ち着かせてあげて

「大丈夫 死なない 死なない」
「大丈夫 今までも何とかなったもん」

「あのつらかったことも乗り越えてきた」

「変わらない明日はない」
「だから大丈夫」
明日の事にそなえたら
「今ここ」に意識を戻してこよう

そうすると 「今」何をするかが見えてくる

ゆっくりと呼吸してみよう

もう一度ゆっくりと呼吸をしてみよう

吐き出す息と共に 恐れや不安を吐き出そう

深く息を吐くたびに 不安や恐れが消えていく

怖れや不安は そもそも「今ここ」にはない
それはあなたの空想の中にしかなかった
幻だった

このことを いま思い出そう

この世は「今」この瞬間の連続でしかない
「今」が連なりながら その一点にあなたは存在する

あなたが見ている日常は
「点」でしかない
一秒ごとにそれは流れ去る

それは まるで小川の流れのよう
人生は まるで小川のよう

イメージしてみて
今、イメージの中で
小川の中に歩いて行って 水に足を入れてみて

足首までしか水量のない小川
心地いい水のせせらぎ

その小川の中央に立ってみて
そして川上のほうを見て

あなたのほうへ向かって
上流から水が流れて来る

この水はもうこの瞬間 あなたの背後へ流れ去る

時間も同じ
あなたの目の前に流れてきた「今」は
あなたの背後に流れ去る

あなたは「今ここ」に立っている
「今ここ」を連続的に体験している

つまり あなたの人生は「今ここ」にしか存在しない

今 そこにしっかり立ちながら ゆったりと呼吸してみて
目の前の川を眺めながら ゆったりと息を吸い込んでみて

綺麗な酸素が入ってくる
綺麗な水が流れてくる

不安を持って小川を見れば 激流に見える
恐怖が襲ってくる

けれども心配しないで

小川の水は透明で
足首までの水量しかない

もしも水量が増して来たら
あなたは横に避難して 水を避ければいい

逃げて また戻ればいい

それが「休む」ということ
「眠る」ということ
「やめる」ということ

実は
あなたは自分が思っているよりも強い
あなたは自分が思っているよりも賢い
あなたは自分が思っているよりも勇気を持っている

あなたは動ける
あなたは自分を救う事ができる

未来を見上げて
空を見上げて

綺麗な光が注いでいる
たとえ今 雨雲しか見えなくても
向こうに光が何本も降り注いでいる

光の柱がある
あなたにも見えている

あそこまで行こう
大丈夫 あなたは歩いていける

もしも川が分岐していたら
光の方へ進んで行こう

足元を見て
小川の水は足首までしかない
あなたは立っている
あなたはちゃんと立っていられる

だからあなたは ひとりでも大丈夫
自分の強さをちゃんと見つけて

光を感じよう
光のほうを見てみよう

「今ここ」にいる
あなたは光っている
あの光と同じように あなたも光っている

今 すでに光を浴びながら「ここ」にいる人へ
その心地よさを存分に味わおう

もっと弾けて
もっと積極的に
もっと楽しもう
歓びの中にいよう

するとあなたは地上の光となる
そこで笑っているだけで
地上に光が生まれる

空にも光
地上にも光

あなたは存在しているだけで
今つらい暗闇にいる人にとっての
心強い道しるべとなっている

今つらい暗闇にいる人が
「その暗闇は 自分の頭の中の妄想だった」
と気づき始める

「過去を思い出しておびえてた」
「未来を勝手に決めておびえてた」

「過去に囚われて怒っていた」
「未来を決めつけて怒っていた」

「過去に囚われて未練と後悔を持ち続けていた」
「未来を嘆くあまり 今に目を向けていなかった」

私たちは 信じたいものを信じ
見たいものだけを見る

暗い未来を信じる人には 未来は暗く見える
明るい未来を信じるならば 未来は明るく見え始める

過去も未来も幻だった
その現実にはない空想の世界に
私達は行く事などない

我々には「今ここ」しかない
生きているという事は「今ここ」にいるということ

このことに気付く人が増える
気付いた人から解放される

思い出そう
あなたは光になれる

自覚しよう
光として生きていい

自分を光として扱っていい

今を楽しもう
美しいものを味わおう

おてんとさまは あなたにも光を注いでいる
あなたにも光が届いている
ちゃんと 降り注いでいる

光と共鳴しよう
受け取ろう

遠慮しなくてもいい
おてんとさまは
あなたが受け取るのを待っている

あなたの発する光で人を照らそう
あなたの発する言葉で人を笑顔にしよう

ささやかな親切をしよう
大切な人にいいことが起こったら その幸せを喜ぼう

そして 「人を光らせる存在」である自分を楽しもう

あなたが「今ここ」でやる事は それだけ