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「レイキの波動」と「感謝の波動」は似ている

理事長の辻耀子(つじようこ)です。♪

今回のお話の結論は、ズバリこれです。
「新しい事を始める前に、まず未来の自分に充電しよう!」

先日、ある女性Nさんのステキなエピソードをお聞きする機会があったんですよ。
実話です。

Nさんは3歳の時の凍傷が悪化し、手足が先のほうから腐ってしまう病気になりました。

そしてご両親は、Nさんが4歳の時、彼女の命を助けるためにやむなく手足の切断を決意します。

その後、Nさんはさらなる不幸に見舞われます。

なんと、Nさんが7歳の時、お父さんが亡くなってしまったのです。

この時、Nさんの母親は決意しました。

「いずれ、この子よりも私のほうが先に死ぬ。この子の将来のために私は今日から鬼になろう」と。

その日から、お母さんは優しいお母さんではなくなりました。

Nさんは、一般的な子供が出来る全ての事を、自分一人で誰の手も借りずにさせられるようになったのです。

おそらくNさんは、泣きながらお母さんを恨んだ事でしょう。

ささいな動作がどうしてもこなせず、悔し泣きした夜が何度もあった事でしょう。

母親に嫌われたんだ、だからお母さんは優しくなくなったんだ、きっと自分がこんな身体だからだ、と誤解したかも知れません。

自分の運命を呪ったかも知れません。

けれども…。
その後、何が起きたと思いますか?

なんと!

Nさんは、他の人々と全く同じように日常生活の全てを自分でこなせるようになったのです!

その後Nさんは、結婚もし、出産もし、どんな人よりも綺麗に着物を仕立てる人になりました。

Nさんが筆を口に咥え、書いた筆文字は、誰よりも美しくすばらしいのです。

そうです、Nさんは完全に自立し、一生を全うしたのです。

この時Nさんは、初めてお母さんの本当の気持ちが分かりました。

お母さんは鬼などではなかった、と。

あれはお母さんの真心だったのだ、親の愛だったのだと。
お母さんもつらかったのだと…。

Nさんは 自分という人間の存在を 自ら誇りに思えた時、

やっと

心の底から、お母さんに感謝を感じることが出来たのです。

私たちは誰でも、本当に幸せを感じた時にしか、心からの感謝を感じる事が出来ないものです。

苦しい時、自分を励ますために感謝するべき事柄をみつけ、そこに焦点を当ててみたりする事がありますが、それでも「何で私ばっかり…」と落ち込んでいる時には、頑張らなければ感謝できなかったりします。

人生に対して不平不満がある時には、自然と心の内側から感謝がどんどん湧いてくる、という状態になれなくて当たり前なんですよね…。

人は、自分自身に誇りを感じ、「この自分でよかった!」と思えた時、初めて晴れやかな気持ちで「人生って素晴しい!」と思えるのでしょう。

この時、自然と感謝が沸き起こってきます。

ならば…

「感謝というのは本来、ハッピーになったからこそ感じる気持ち」という事じゃないでしょうか?

この順序を逆にする事は出来ない。
そう思いませんか。

ですのでまれに、「感謝が出来ないんです」と嘆かれるかたがいらっしゃいますが、それでごく普通ですし、そんなことで「私はちっぽけな人間です」と思うのも勿体ない!

(興味深いのは、心が優しく愛情の深いかたほど、「私には感謝が足りない、分かってるのにできない」と嘆かれる事です(笑)

実は心が優しいからこそ、人への愛情が溢れているからこそ、このような悩みを持っておられるのにネ。

幼い子供は、何をやってもらってもあたり前…ですよね?)

だからこそ、臼井先生の残された教義五戒。

『今日だけは
怒るな
心配すな
感謝して
業をはげめ
人に親切に

朝夕合掌して
心に念じ
口に唱えよ』

この『感謝して』の大切さを、ありとあらゆる宗教や、偉大な人格者達が説いているんですよネ。

このような事は、今更、私が書くまでもない話です。
そして、これは私の体感なのだけれど、『レイキの波動(愛の波動)』と『感謝の波動』は、非常によく似ています。

しかも、波動というのは、『似たもの同士』が惹き合う性質を持っています。

ですのでこの性質を上手に活用しておられるかたは、運やツキもコントロールできちゃいますから、人生がもっともっと楽しくなってしまうのですネ。

(『似たもの同士が惹き合う法則』、つまりシンクロニシティ。これも、宇宙法則ですよネ。物理法則と言ったほうがいいかな。)

「ありがとう」という言葉のひびきは、レイキのように、バイブレーション(波動)となって自分の身体や細胞を共振させるのです。

(これが、言霊ですね。ウェーブ状に振動がひろがっていくイメージですヨ。)

いい波動(周波数)に共振させる事が出来れば、身体の細胞たちが当然いい波形を持って活動し始めますから、結果的に心も身体も本来あるべき状態(つまり穏やかで調和の取れた状態、健康)に戻りやすくなるという事です。

「辻さんっ!じゃあ、どうやったら今よりさらに感謝ができるんでしょうか?」

はい。先ほども書いたように、

『人生に対して(自分自身に対して)不平不満がある時には、誰もが感謝など出来ない』のです。
(それで普通!当たり前!)

だったら『今 手にしている状況に対して、ひとまず満足する』だけでいいのです♪

「ある」ほうに目を向けよう

今日お伝えした女性・Nさん。

よく、使い古されたたとえ話に「コップの中に水が半分」というものがありますが、

・コップの中に水が半分しかない
・コップの中に水が半分もある!

Nさんも、きっと最初からすんなりと「半分もある!」なんて、思えたわけでないと思うのですよ。

(わたしなら、とてもじゃないけれど思えません!!)

たった7歳の女の子が、母親から突然態度を変えられ、甘えを禁じられてそんな風に思えるはずはありません。

けれども、泣いても泣いても、わめいても、どうしても、母親は自分を手伝ってはくれない。

Nさんは自らの力を振り絞り自分の体中から意欲をかき集めてくるなかで、無理やりにでも、
「コップの中に水が半分あるぞ♪」
と、あるほうに目を向けて

「自分には口がある」
と認め、そこから頑張るしかなかったのではないでしょうか。

たしかに晩年のNさんは、
『私には手がないけれど口があります』
と言えるかただったそうですヨ。

(ものすごい努力があった事を忘れてはなりませんが…。)

では、こんな方法を最後にご提案!(^o^)

今すぐに感謝を感じる方法

静かな場所に座り、目を閉じて見て下さいナ。

足は組まず、楽にします。

ゆったりとした、明るく優しい音楽をかけてもいいでしょう。

呼吸の速度をどんどん落としていきます。

浄心呼吸法を行ないましょう。

(やりかたをご説明しますネ。)

(手は膝の上に。手のひらを上に向け、卵を握るように丸めます。)

「もしもあなたが今の人生に100点満点を付けられない現状だとしても、今、何点ならつけられますか?」

(答えを思い描いてみて下さい。)

例えば70点なのだとしたら、まずは70点である事をよろこべたらステキですよネ♪

でももちろん、『ずっと70点のまま、それが自分の人生なのだと受け入れてこれからずっと過ごしなよ』っていう意味ではありません。

生きてるんですから、100点を目指しても何にも悪いことはないのです。

あなたの頭頂へ、キラキラ光る白い粉がシャワーのように降り注いでいます。

あなたが息を吸い込むと、そのキラキラした粉は、頭頂から体内へと注ぎ込まれます。

それを丹田(下腹)のあたりまで溜めて、呼吸を止めましょう。

体内にキラキラを充満させて下さい。

その後、吐く息と共に、充満していたキラキラが体外へと溢れ出ていきます。

キラキラは外へ溢れ出ますが、いくらでも上から花吹雪のように降り注いでいます。

だからあなたの体内が、からっぽになる事はありません。

いくらでも好きなだけ呼吸を止め、体内に充満させたなら、その心地よさを存分に感じてみてください。

もしも70点だった人であれば、残りの30点の部分もキラキラで埋め尽くしてしまいましょう。

もう一度、吐く息と共にキラキラを外へと溢れさせます。

そのキラキラは、あなたの大切な人のところへも届きます。

しばらく、呼吸法をつづけましょう。

心地よさを感じながら、どんどん眉間の力を抜いていって下さい。

首や肩、胃の力も抜きましょう。

背筋を丸めたほうがラクであれば、そうしてみてもいいですヨ。

どこにも力が入らず、頑張らず、けれども満たされていく心地よさ。

その心地よさを感じられた時、あなたは間違いなくすんなりと感謝の気持ちを感じられることでしょう。

「ありがとう」

声に出してつぶやいてみましょう。

(声に出せなければ、心の中で体全体に、その音を響かせるイメージをしましょう。)

「なぜ、ありがたいのですか?」

(答えを考えてみて下さい。)
もう一度。

「他には?何がありがたいのですか?」

(答えを考えてみて下さい。)
誰の顔が浮かびましたか?

最近、いい事ありませんでしたか?

誰かがあなたに何かを贈ってくれた事を、ふと思い出したり。

誰かがあなたを褒めてくれた事を、ふと思い出したりネ。

ちゃんとあなたの元にも、やさしさやラッキーが届いていた事を改めて思い出したなら、きっと今のあなたは限りなく優しい顔になっておられますヨ♪

そんなあなたの表情を見た全てのかたが、心地いい気持ちになれます。

ありがたいですネ。

あなたとのご縁に、
心からの感謝を込めて…。


今回のまとめ

「先に感謝してから努力すると、とっても楽でスムーズなのです♪」

by 辻 耀子