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自信をつけるには?不安感からの脱出法

あなたが本当に欲しいものは何ですか?

こんにちは♪ 理事長の辻耀子(つじようこ)です。

前回のお話は、このような内容でした。

『エステにいけばいくほど、ハッピーになって本当に人生が変わる人と、ますます落ち込む人・綺麗になっても欲しい状況が手に入らない人がいる』

それから
「資格が欲しい!」と頑張る人も、2タイプに分かれます。

『資格の取得をきっかけに人生が花開く人がいる一方で、資格を取ってもまたすぐに、次の不安感にさいなまれる人がいる』

この差はなんだろう? というところまででした。

今回はこの続きです。

もしもあなたが「頑張っても頑張ってもどこか不安」「もっと立派な資格や肩書きがないとダメなのでは…」と焦ってしまうタイプなら、私はそんなあなたにこそハッピーになって欲しい!

だってきっと人一倍あれこれ気を使い、頑張っておられるはずだから。

しかも、ホントに頑張ってる人ほど、「私はまだまだだわ」って思っておられるものです(^_^;)。

そして私から見て「あなたはもう少し頑張れば?」と思う人ほど、「私はこんなにも頑張ってるのに!」と主張するものだと思いませんか?
(面白いですよネ、人って(笑)。)

私は個人的に、頑張る人が大好きです。

だからその頑張りや努力がちゃんと報われて、「よかった~♪」って満足して欲しいのです。

もうそろそろ、不安から解放されてもいいじゃない?

頑張った分だけ、報われてもいいじゃない?

ともあれ世の中には、頑張ることで安心感に到達できる人と、より一層不安感にさいなまれたり、変われない自分に落ち込む人がいる。

なぜだろう?

そのヒントは、(前回の最後にお伝えした通り)『動機』にあるようです。

…エステに行ったり、資格を取ってますますハッピーになれる人。
反対に、ますます不安になる人。

よ~く観察してみると…、最初の『動機』が違うのです。

◆ハッピーになれる人は、本当に資格が欲しい。

◆ますます落ち込む人は、本当は『手に入れたいものが違う』。

(なのに、『私は資格が欲しいのだ』と思い込んでいる。思い違いをしておられます。)

いつまでも不安感から抜け出せないかたは、真の動機に気付いていないのです。

「じゃあ、真の動機とは?」

落ち込み、不安を募らせるかたは、『資格』じゃなくて『内面の安心』が欲しいのではないでしょうか。

もっと言えば、内面の安心感や、周囲から認められ尊重され、愛されているという実感を得るためには、

『今の自分じゃダメ、資格を取らないと』
とか、

『もっと立派にならないと』

『実績をあげないと』

『先生と呼ばれるくらいまでいかないと』

『今よりさらに美人にならないと』と思い込んでいるのではないでしょうか?

けれども残念ながら、資格を取れば手に入るのは『資格』であって、『内面の安定感・安心感』ではないのです。

『周囲から認められ、愛されている』という実感でもないのです。

だから、そのかたはまた落ち込みます。
また不安になります。

「ああ、これでもまだダメなのかしら。次は何の資格を取ろう?次はどんな美容法を試そう?」

この『動機が違っている』という事に気付いていなければ、頑張りはなかなか報われなくて当然だと思いませんか。

『内面を変えたいなら、内面を変えることに取り組まなければ。』

算数のテストでいい点を取りたければ、算数を頑張ればいい。

なのに頑張って英単語を覚えてる人がいたら、ちょっと変ですよね。

「あなたは一体、何が欲しいのですか?」

「もしも今以上にすごい自分になれたなら、もっと人から受け入れてもらえる・尊敬してもらえる・好きになってもらえるのでは?」

「周囲の人からの称賛や愛情をもっとハッキリと感じられれば、この日々の漠然とした不安感や孤独、緊張、自信のなさは消えてくれるのでは?」

「暖かいものに守られるような安心感のある未来を手に入れられるのでは?」

けれどもこの考え方(思い違い)こそが我々にとって、大きな大きな落とし穴のようなのです。

私達をいつまでも苦しめます。
不幸を作るのです。

「愛情受信アンテナ」の開発が安心立命の第一歩

では、ここから脱出するには、どうしたらいいんでしょうか?

それは、とっても簡単です。

少し、目を閉じて下さい。
そして、あなたが大好きな あの友人や、家族のかたを思い浮かべてみて下さい。

もしもあの人が、今の職業じゃなくなったなら…。
あなたは即座にあの人を嫌いになりますか?

あの人の体重が5kg増えたなら、あなたはあの人の人柄まで嫌になるのでしょうか?

あの人がもしも交通事故に遭い、車椅子に乗ることになったなら?
顔にやけどを負ったなら?

あなたはその人を嫌うのでしょうか?
いいえ、きっとあなたは嫌いになんかなれないはずなんですよネ。

だってあなたは好きなのは、そのかたの「内面」「魂」「存在そのもの」なはずだから…。

『肩書きや職業』でもなく、『外見の美しさ』だけでもないはず。
こんな事、私に言われなくても分かりきっておられるはず♪

という事は…。

今、あなたの周囲にいるお友達もまた、あなたがどのような立場や状況であろうとも、(今のあなたのままであろうとも)別に構わないのです。

だって、今のあなたの事が好きなんですから。

だから近くに居るのですから…。

それでももしも、
「自分は周囲の人たちからもっと認めてもらってもいいはずなのに、今ひとつ実感が持てない…。ホントにみんな、私の事が好きなの?」
と思ってしまうかたもおられるかも知れません。

「まだ私の事を好きになってくれる人が現れていない」
と思っておられるかも知れませんネ。

もしもそうだとしたら、今一度、目を閉じてみて下さい。

「どうせこんな自分なんて…」とご自身を過小評価し、周囲の人たちが本当にあなたを好きでいてくれる事を「絶対にウソだ、有り得ない!信じない、信頼しない!」と思っている自分に気付いてみて下さいナ。

人が自分の事を好きでいてくれている、という事実を受け入れるのは、意外と怖いものです。

だって、もしも違っていたらショックだから。

もしも嫌われた時、余計にショックが大きくなるから。

だから、「そんなはずない、そんなはずない」って自分に言い聞かせているかも知れません。
それが長年のクセになっているのかも知れません。

幼い頃に傷ついて、その時に心を防御するために編み出した技が、今の自分自身を苦しめている原因なのかも知れません。

そんな事を長年やっているうちに、あなたはご自分の潜在能力を凍らせてしまっているのかも知れません。

それは、周囲の人たちの内面にある「あなたへの愛情」をキャッチする、という才能。

愛情受信アンテナを、低く低く下げてしまっているのではないでしょうか?
本当は、ちゃんとキャッチする能力、持っているのに…。

実はこの潜在能力を使っていない日本人はけっこう多いんですよネ(笑)。

あなたは相手のかたの、「魂の美しさ」を見る事が出来ます。

そうすれば、相手の愛情も実感できるようになります。

もしも「相手の愛情が感じられない自分」に気付いたなら、友人や知人、周囲の人たちに心の中で謝ってみて下さい。

「ごめんなさい、自分に自信がなさすぎたせいで、あなたが私の事を好きでいてくれている事を絶対に信じないでおこう、感じないでおこうとしていました。」

「キャッチする受信アンテナを短く低く縮めたまま、自分の潜在能力を開花させていませんでした」

そしてもう一つ、気付いて欲しい大切なことがあるのです。

それは、もしかしたら相手の人もまた、あなたと同じ状態かもしれない、という事です。

あなたと同じように、あなたの愛情や励ましの気持ちを
「絶対に信じないように、気付かないようにしよう」
と頑張っている人かも知れません。(傷つかないでいるために。)

この努力を長年やりすぎて、潜在能力を凍らせたままなのかも知れません。

だからあなたはいつも、「こんなに相手のためを思ってやってあげてるのに、ちっとも気付いてくれない!感謝してもらえない!」と思い、ガッカリしたり不安になったり、自分に自信をなくしたりしてきたのかも知れません。

だからこそあなたは、「今の自分のままじゃダメなのかも」と思い、焦燥感や不安感に駆り立てられて、

「エステに行こうかしら」

「もっと社会で認められるには、資格を取らなければ!」

「立派な自分にならなければ幸せになれない!」

と思ってきたのかも知れません。

相手の人とあなたは、もしかしたらとても似ているかも知れませんネ。

あなた一人が劣っているはずもなく、認められていないはずもなく、ただ愛情受信の潜在能力を開花させないようにと頑張ってきただけかも知れませんネ。

ここに気付けた時が、『安心立命』への第一歩かも知れません。


心の中で、相手の手を取ってあげて下さい。そして手を繋いでみてください。

あなたの心の中から、キラキラ光る愛情を相手のほうへと流してあげて下さい。

繋いだ手から、どんどん相手のほうへと流れていきます。

次に、相手のハートからキラキラと溢れ出してくるまぶしい光が、あなたのほうへ流れ込んでくるのを、そのまんま受け入れてみて下さい。

繋いだ手を通して流れ込んでくるのを、身を堅くしないでそのまんま許してあげて下さい。

深呼吸してみて下さい。

手からどんどん暖かさが伝わり、あなたのハートまで届くのを、深い呼吸とともに、ジッと観察して下さい。

何も感じられないかも知れませんが、最初からうまく感じられなくてもいいのです。

相手の暖かさがあなたのハートに流れ込んできている事だけは、間違いないのですから…。

もしも「ありがとう」っていう気持ちが湧いてきたなら、相手の目をみて下さい。
相手もきっと、笑顔になっているはず。

あなたのハートから溢れた愛情が、ちゃんと相手に届いたからです。

愛情を受け入れあうのも、けっこう怖い時があります。勇気の出しどころですよネ。

あなたとのご縁に、心からの感謝を込めて…。


今回のまとめ

「安心感や自信を得るには、資格を取るより、まずは自分の潜在能力を開発してみよう!」

by 辻 耀子