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本当にレイキを使うと内面向上に繋がるの?それはなぜ?|レイキで自己成長するコツと謎解きその1

こんにちは!理事長の辻耀子です。

いかがお過ごしですか?

さて、今回からは、

「本当にレイキを使うと内面向上に繋がるの?」
「なぜそんな事が起こるの?」というテーマについて、私なりに書いてみますネ。

臼井式レイキ『戦後、海外にて失われた半分』の存在

ちなみに……今、全世界で普及しているレイキは、『ヒーリング』
として知られています。

「レイキ?ああ、エネルギー・ヒーリングだよね」

「手当て療法の事でしょう?不治の病気が治ったりするらしいね」

「身体だけじゃなく心の癒しにもいいみたいだね」

 

日本以外の国……特にレイキがメジャーなオーストラリアやカナダ、ヨーロッパの人たちからは、大体このような言葉が返ってきます。

 

けれども実は、臼井式レイキには『戦後、海外にて失われた半分』が存在します。

 

それは、『療法』の次の段階なのです。

『内面向上』『安心立命』『悟り』への到達方法。

こう聞くと難しく感じるかも知れませんが、シンプルに言えば、「(レイキという)追い風の助けを借りる方法」です。

そう、レイキは元々『治療法』だったのではなく、『宇宙の波に乗る極意』だったのです。

人間関係が変わる。軽やかで楽しい人生。

宇宙の波に乗るとどうなるのかって?

とにかく人生がスムーズになります。

肩肘張らなくても、
カリカリイライラしなくても大丈夫な心境に近づくのです。

こうなると本当にラクです。
軽やかで楽しいです。
人間関係がとにかく変わります。

だいたい、イライラやクヨクヨ、メソメソ、ガックリ……などなど
感情のストレスは人間関係からくるものが大半ですから、
人間関係が穏やかでラクになると、
それだけで人生はますますハッピーに好転していくものだと思いませんか。♪

Aさんから頂いた体験談

たとえば先日、こんなかたがいました。
(メールではなく口頭でのお話でしたので、思い出しながら書きます。)

Aさん(女性):
「どうしても、元恋人のことが忘れられませんでした。
なぜなら別れの時に、うまく言いくるめられ、
お金を取られてしまったからです。」

Aさんは当時、相当に悔しい思いをした様子でした。

Aさん:
「そのお金は、私にとってはまとまった預貯金でした。
それが結局、貸したまま返ってきませんでした。
どうやら私以外の女性のために必要だったらしいんです。
自分がコツコツ貯めたお金を、
元恋人が恋敵に貢いでしまったわけです。

はらわたが煮えくり返るとはこの事だと、あの時知りました。
毎晩毎晩、頭に血が上って眠れませんでした」

それは3年半ほど前の出来事だったようです。

Aさん:
「とにかく苦しくて苦しくて、
会社に行くのがやっとこさという有様でした。

忙しくしていないと、
元恋人の事が思い出されて平静さを失ってしまいそうになるんです。
会社のトイレに駆け込んで、
泣き叫びたいのを堪えたり、
声を殺して泣いたこともありました。」

それが3年がかりでようやっと何とか治まってきた……そんなある日。

Aさん:
「短大の時の同級生だった女の子から、
結婚披露宴の招待状が届いたんです。
開封してみて心底驚きました……!

なぜなら、結婚相手は私が3年半前に別れた人の弟だったからです。
同級生であり、友人だった女性の事は祝福してあげたい、

だけど披露宴に行くという事は、
あの、思い出すだけでも髪の毛が逆立つような相手と再会するという事でもあります。」

もちろん、短大時代の同級生や弟さんは、Aさんと兄の関係について
何も知りません。

Aさん:
「そんな時に、臼井式レイキを学びました。
自己浄化の方法を習い、
まずは3週間やってくださいと言われて、
あんまりよく分からなかったけれど、
ひとまず取り掛かりました。」

けれども……。

Aさん:
「じっと目を閉じ、
自分に向けて自己浄化の手順を踏んでいると、
なぜかあの3年前の事ばかり思い浮かんできてしまうんです。

あの二度と観たくない人の顔がどうしてもチラつきます。
とても静かに自己浄化など出来る心境ではありませんでした。

心が落ち着くどころか、
心拍数が上がって呼吸が苦しくなるような状態でした。」

それでも、Aさんは毎日とりあえずやり続けました。
キチンと自己浄化が出来ているかも確認できないまま、がむしゃらに、
半ばやけくそのように……。

Aさん:
「講師の先生に、
“21日間の自己浄化をやったけれど、もうさんざんでしたよ!”って
言ってやろうと思いながら続けてました(笑)。

そして、“どうしてこんなにしんどい状態になったんですか?”って聞いてみたかったです。
レイキなんて、心にも作用すると言ってるけど全然そんな事なかったですよ!って。

とにかく“どうせダメじゃん”っていう気持ちをぶつけたい思いでいっぱいでした。

そのために21日間の自己浄化をやけくそのように生真面目に続けたと言ってもいいほどです。

特に日本伝統式のレイキでは、
自己実現や自己成長にも繋がるとか、
自分が変わるとか人生が変わるとか、
そんな事まで言ってるんですもん!

だから、やってみたけれど余計に苦しくなりましたよ!って言うつもりでした(笑)。」

こうしてAさんは21日間の自己浄化を終えたのですが……。

Aさん:
「正直、21日間は何も起こりませんでした。
とにかく、
ただ元恋人の顔が思い浮かんできてどうしようもなくて、
昔の嫌な気分や思い出が次々蘇ってくるだけでした。

そしてそのまま21日目が終わってしまった時、
何だかたまらなくなりました。

せっかくレイキ講習を受講したのに、何にも変わらないなんて……!

それも悔しかったです。
敢えて言葉にするなら、“また騙された……?!”そんな感じでした。

昔、元恋人がお金に困っていたので、
最後だからと思って頼みを聞いてあげたのに、
それは別の女性のために使うお金だった……、

あの事実を知った時のショックとよく似た煮え切らなさが、
レイキの自己浄化期間を終えた後にも襲ってきたんです。

今回も 元恋人の時同様努力が実らなかった事がたまらなく受け入れがたくて、
苦しかったです。

いつだって自分ばかりがこうやって騙されたり、
利用されたりしてるんじゃないだろうか?って思えて。

だから、今度は“いいやきっと違う、
やり続けたら何か変化が起きるはず”って自分に言い聞かせて、
祈るような気持ちでおこないました。」

Aさんを待っていた結果とは?

こうして……。この後Aさんを待っていた結果とは?
予測は大きく外れました。

Aさん:
「21日目が済んでもまだ自己浄化を続けてました。
こうしてさらに3日ほど経った時の事です」

Aさんの表情が変わりました。

Aさん:
「“もういいや”、って半ば投げやりになったというのか、
肩の力を抜いたんです。
もう何も起こらなくても、変わらなくてもいいや、って。
やけくその感覚です。
その時、インスピレーションがやって
きました。」

Aさんが受けた、インスピレーション。
それはこんなものだったそうです。

“ああ、いつも私は『どうせこういう結果にしかならない』と決め付け、
ふてくされているように見せかけておきながら、
内心ではものすごく、
ものすごく期待しながら待ち続けている、
奇跡みたいな大逆転が起こることを。”

 

“元恋人にしても、『どうせね』と怒りながらその奥では、
いつか彼が『ゴメン』と言って戻ってきてくれるとか、
お金を返しに来てくれるとか、
そんな夢みたいな場面を思い描いて、
期待ばかりしていた。

どこかで彼は自分の事を忘れないでいてくれていると思い込みたかった。

本当は元恋人と自分との縁が完全にはまだ切れていないのだと思い続けたかった。
怒り続けることでなら、
元恋人の事を思い出すのを自分に許せた。
……3年半経った今も、そう思い続けたい自分がいる……。”

 

Aさん:
「レイキに関しても、元恋人に関しても、
いい意味で『もういいや』って思えました。
もう結果はどうでもいい、って。
その瞬間、
自分の手のひらからブワッと暖かいものが一気に噴き出した感じがしました。
それは全身を駆け抜け、
体温が上昇するような感覚で、
胸の辺りが急に熱くなり、泣けてきました。

“私って、よく頑張ってきたなぁ”って思えたんです。

21日間を過ぎた後も自己浄化を続けている自分も頑張ってるし、
3年半、許せない悔しさを抱え続けながらも会社を休む事もなく、
必死で毎日通勤した自分も頑張ってきたなぁ、と。」

Aさんは、『期待して待ち続けている自分』に気付き、客観的になれた
事で、待ち続ける事や期待する事をやめたのです。

Aさん:
「披露宴には行く事にしました。
何だかもう、怒りつづけるのに飽きたというのが一番ピッタリきた感覚です。
もういいや、そんな事をウダウダと気にするより、
大学時代の友人の晴れ舞台なんだから、祝福しに行こうと。
そしたら、驚く事がありました……!
披露宴があと10日ほどに迫っていたある夜、
元恋人からメールが来たんです!」

その後Aさんに起こるドラマのような出来事

Aさんの話は、何とも言えず不思議なドラマのようでした。
(※でも実話です。)

Aさん:
「実はメールの着信を見つけたとき、
“ひょっとしていつかメールが来るかも”と
密かに期待していた自分を思い知らされて恥ずかしくなりました。
だって、元恋人のメアドを自分のケータイから削除していなかったんです。
3年半も。
……とにかく、メールの内容はこんなものでした。」

“今度の弟とNちゃんの披露宴で会った時気まずいのも嫌だから
先にメールしました。とにかく虫のいい話かも知れないけど、金の事
はもう少し待ってください。ちゃんとするから。”

Aさん:
「世間からはバカなお人よし女と思われるかも知れないですけど、
私にとっては、
元恋人が私から借りたお金の事を覚えていてくれただけで もういいと思えました。
忘れられてなかった、
都合よく利用されただけじゃなかった、
少しは気に病んでくれていた、
返さないとと思ってくれていた、
それだけで十分だと。

本当に最低な男に引っかかったのにまだそんな悠長なこと言ってるの、
と笑われてしまうでしょうけれど、
どうせお金が帰ってこないのなら、
もうこのメールだけで十分と思ったんです。

このメールだけで私は救われたんです。」

 

けれども披露宴の後、Aさんは元恋人から封筒を渡されたのです。
そこには、実際に貸した金額の10分の1のお金が入っていました。
それからその後、月に一度現金書留封筒が届くようになりました。
時にはその封筒が届かない月もありましたが、
少しずつお金が届き始めたのです。

 

Aさん:
「本当に不思議な感覚なんです。
やけくそになりながら21日間の自己浄化を行い、
それでも期待した何かが起こらなくて、
今度はもういいや、となげやりになって。

でもあの時から気分はスーッと落ち着いていったんですね。

皮肉なもので、あんなにも歯軋りするほど悔しい気持ちだったのに、
それを持ち続けていたかったのは自分だった、
という気付きがあって……。

そうまでして元恋人との縁を感じ続けたい自分が居るんだなぁって知ってしまって。

そんな情けない、
人から笑われるような、
でも必死で頑張っていた自分が可愛く思えた途端、
悔しさの中から抜け出せました。

そしてお金の事も、
悔しさを手放せた途端に
まさか返してもらえる事になるなんて……!」

これがAさんのエピソードです。
いかがだったでしょうか?

レイキの自己浄化作用と宇宙という波に乗れるということ

実際、このお話を聞かせて頂きながら、
私自身の過去にも似たような
経験があった事を思い出しました。
恋愛ではなく仕事上のパートナーから裏切りを受け、
同じく悔しさで眠れぬ時期があったのです。

必死で、何かにすがるように毎朝自己浄化を行なっていました。

時間にすれば、ほんの数分の自己浄化。
しかも、「それで何が変わるわけでもないのに……」と思いながら
苦笑とともに行なっていました。気休めのために、です。
(そうでもしないと、一日の目覚めが悪すぎたからです。)

 

レイキは、自己浄化の作用がバツグンです。
体内デトックスと同じような感じで、
『心の中のわだかまり』をデトックスしてくれます。

 

そして……
どうもこの『心の中のわだかまり・デトックス』が進むほど、
「宇宙という波に乗れる」ようなのです。

 

結果、シンクロニシティがひんぱんに起こるようになり、物事が何とも
言えず出来すぎなぐらいスイスイと動くのです。

 

(これは共時性といいますよね。例えばまるでドラマのように都合よく、
会いたい人とバッタリ出会ったり、
電話が掛かってきたり、
探していた商品が手に入ったり
……という出来事の事です。
波動共鳴ともいい、
今や物理学の公式でも表されるほどになっているんですヨ。)

さいごに

というわけで。

今回のお話は、『執着心』と『手放し』、
それによって起こった共時性と嬉しい結末までのノンフィクション・ストーリーでした。

Aさん、本当にステキな報告を有難うございました!

 

レイキ・エネルギーでどうして『執着心の手放し』が起こるのかは、
まだナゾの領域です。

 

けれどもどうも、レイキ・エネルギーは強力な『きよめ』『お祓い』の
パワーを持っているように感じてしかたがないのです。

 

レイキを学んだ直後のかたは、なかなか今回のようなお話もレイキ・
エネルギーそのものも、信頼できないかもしれません。

 

けれどもせっかくアチューンメントによって覚醒したレイキ受信回路です。
流派系統によらず、ぜひ使いこなせるようになって下さいね。
そして日常生活をさらに軽やかに、鮮やかに開花させて下さい。

(練習会には、どちらでレイキを学んだかた
であっても、参加可能です。大歓迎ですよ!(^o^))

★レベルにあわせていろいろな練習会を開催しています♪
https://www.japan-reiki.com/1_1_yy_index.html
(札幌・東京・大阪・広島・福岡)

長いのに、最後まで読んで下さり有難う。
感謝致します。
つじ ようこ

今日のまとめ

 「執着心は、無心で自己浄化を行なっていると、
   ある時フッと消えてくれます。
    おこなった人だけが味わえる醍醐味。」
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      by; 辻 耀子 (NPO日本レイキ協会)