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自信が持てなくて どん底のとき、自分にかける「魔法の言葉」

理事長の辻 耀子(つじようこ)です。

「立ち直り力」のカギは自己肯定感

今回は、「どうしようもなく心が折れた時」。

そこまでじゃなくても落ち込んだ時。

そんな時に、知っておくといい「魔法のような言葉」について書きます。

ところで、本題に入る前に。

『立ち直り力』のことを、英語でレジリエンスと言いますが。

このレジリエンス、高めたいと思いませんか?

実は、レジリエンスは高めることが可能なんですよ。

そうすれば、落ち込んだ時、ホント強いです。

そのカギとなるのが…。
(ズバリ、結論から伝えますが。)

『自己肯定感』なのです。

自己肯定感とは、自信の事だと思ってるかたも多いのですが、違います。

自分の事を、

「成功しようが、失敗しようが」

「有能だろうがポンコツだろうが」

「若くてスタイルがよかろうが、老いてよぼよぼだろうが」

「何を成し遂げようが、何もしなかろうが」

そんな事に一切関係なく、「肯定できる」…つまり「この自分でヨシ!」と思える。

そんな感覚の事です。

例えば…あなたの大切な家族、ペット、お友達。

彼らの事、「別に他の人でもいいや」って思いませんよね。

この地上に、ただ一人。

替えが効かない。

そんな存在。

「うちの子ムカつくから、来月から隣の子にお小遣いあげよう。塾の送り迎えしよう」

と思わないし、

「うちの奥さんムカつくから、来月から向かいの家の奥さんに給料渡そう」

とも思いませんよね…。

この「替えが効かない存在」だと思う感覚。

それが『自己肯定感』。

なので、自分が自分の事を「この自分でよかった」「この自分だからいい」「この自分に納得」と思う感覚。

これが『自己肯定感』なんですよね。

(つまり、自分自身の全てに「パーフェクト!最高!最強!大好き!理想形!」と思えなくても、もちろんいいんです。そんなナルシストを目指そう!という話とは全く違うし、「もっと自分を愛せるように、成果を出そう。自信をつけよう。という話とも違うのです。)

前置きが長くなりました。

この『自己肯定感』、高めれば高めるほど、『立ち直り力』(レジリエンス)も上がります。

その上で、この続きを読んで下さい。

意欲があるからこそ、自信のなさや怖れがついてくる

もしもあなたが今、何かうまく行かなくて落ち込んでいるならば…。

心の中で、もう一人の「落ち込んでる自分」に向かって、こう語り掛けてみてくださいナ。

「あなたが落ち込んでいるのは、実は意欲があるからだよ」

「今よりよりよくなりたいと思っているから…。しかも、今よりもっとよくなれる、と信じることが出来ているから」

「それを、潜在意識の奥の方、…つまり深層心理で確信しているからだよ」

実は、我々がストレスや落ち込みを感じる時というのは、『無自覚レベルで、諦めていない時』だけなんです。

逆に言えば、人は諦めると、ストレスがゼロになります。

一瞬で消えてしまうのです。

(実際、何か頑張って来たことを諦めた途端、心が軽くなり、ホッとした経験って、お持ちではないですか?)

以前、独身の友人女性が、こう言いました。

「今まで必死で婚活してきたけど、なかなか上手くいかなくて落ち込んで…。プレッシャーと焦りでヘコむし、お肌は荒れるし、暴飲暴食するし、ムダ使いするし…。でも、この前「もう一生独身でいいや」と思ったら、いきなりストレスがウソみたいに消えてゼロになったんだよね…」

私たちは、諦める、諦めない、どちらを選んでもいいんです。

自分の人生です、自由に決めていいのです。

諦めるのが悪い事でもないですし、格好悪いとかも考える必要ないんです。

誰かのために生きてるわけじゃないから、ホントに自分で決めていいんですよね…。

でも…。

もしもあなたがどうしても、諦めたくないことがあるならば…。

次のエピソードも、読んでみて下さい。

イチロー選手のお話です。

昔、出版本を読んだら、こんな事が書かれていて、ものすごく衝撃的でした。

なんと…!イチロー選手ほどの人でも、バッターボックスに立つたび自信の無さに襲われて、ものすごく怖くなっていたそうです。

三振でいいやと思ったら、ビビらない。

打ってやろうと思うからこそ、(その意欲のせいで、諦めてないせいで)怖くなる…」と。

これ、先ほどの「婚活を諦めた友人女性」と逆のエピソードですよね。

つまり、どれほど一流になろうが、どれほど稼ごうが、どれほど人気を得ようが「今よりも向上したい」と思っている限り、「自身の無さや怖さ」はついて回るっていう事です。

『自信の無さ』や『怖れ』『プレッシャー』は自分の影のように、離れてくれない。

意欲と自信のなさは、ワンセットなんです。

しかたがないんです。

「バッターボックスでホームランを打ちたい」と思う限り、自身の無さはついてくる。

いつか自信を持てる日なんて来ない。

毎回怖い。

というわけで…。

この事に気付いて受け入れたほうがいいのです。

あとは、どの分野であきらめ、どの分野で意欲を持ち続けるか。

そこは、選べます。

あなたの人生ですから、明日諦めてもいいし、あさってやってみてもいいし、ひとたび諦めてもまた顔を上げて「やるぞ」と決めてもいい。

全て自由に選んでいいし、誰かに決められる必要もないんです。

全部自分で選んでOKなのですよ…!

で。

だからこそ。

「落ち込んだ時に、ねぎらう言葉」を常に用意しておき、目に入る場所に貼っておきませんか。
(あるいは、スマホのメモ帳に入れておきませんか。)

私はこれを、提案したいのです。

自分をねぎらう魔法の言葉

「あなたが落ち込んでいるのは、実は意欲があるからだよ」

「今よりよりよくなりたいと思っているから…。しかも、今よりもっとよくなれる、と信じることが出来ているから」

「それを、潜在意識の奥の方、…つまり深層心理で確信しているからだよ」

そして、どんどん積極的に、自分をねぎらってみて下さい♪
(ねぎらいは、甘やかしとは全く違います!)

ねぎらいを習慣化すると、『自己肯定感』がアップしはじめるのです。

そうすると…アラ不思議!

たとえヘコんだ時も、前ほど長時間引きずりません。

心の立ち直りが早くなっている事を、きっと実感するはずです。

そして。

レイキを使えるかたは、ぜひ『ねぎらいタイム』を毎日持ってください。

特に夜寝る前が最高にいいですよ♪

ご自身にセルフヒーリングをしながら、魔法の言葉をかけて下さい。

イメージの中で、もう一人の自分に魔法の言葉を…。

「本当によく頑張ってるよね、すごいよ」

「今日も~~~をやれたよね」

ささやかな事でかまいません。

ご自身を褒めて、称えていいのです。

これをやる人は、本当に人生がラクになります。

宇宙の波動(レイキ)と調和し、共鳴し、さらにいい波に乗ります。

ぜひぜひ、みんなでそうなっていきたいです…!(^^♪


今日のまとめ

ねぎらいを習慣にしましょう。セルフヒーリングの時に、行ないましょう。自己肯定感が上がると、立ち直る力も連動してアップするのです。

by 辻 耀子