全国 講座&イベント日程・予約・会場はこちらをクリック♪

自己ヒーリングのはずが自己イジメに?!自己嫌悪に襲われた時|レイキで自己成長するコツと謎解き・その5

こんにちは!理事長の辻耀子です。

前回の「T.Rさん」のお便りには、多くの方からものすごい反響がありました……!

嬉しかったです。

「あれって まるっきり私の話でした……!同じ事をしてました!」

「Tさんの気持ち、痛いほど分かりました」

「自分がどこにつまづいていたのかが、Tさんのエピソードを通じてよく見えました」

よかったです。

頑張って書いた甲斐がありました。(Tさんにも感謝を♪)

多くの方が気付きを経て 悩みから抜け出してくださる事や、

自分自身を大切にして下さるのが本当に嬉しいです。

さて、今回は、「本当にレイキを使うと内面向上に繋がるの?」

「なぜそんな事が起こるの?」というテーマの第5回です。

今回のテーマは、『津波のような自己嫌悪に襲われた時には?』です。

今回も私なりに書いてみます。読んで下さい♪(^o^)

自己ヒーリングしていると自分の心の醜さを思い知る

今日もまた、ある女性からの声をご紹介します。

(メールではなく、大阪レイキイベントの後での直接的なご質問だったので、思い出しながら書いてみます。)

(女性の名前はAさんとしておきます。30代のかたです。)

Aさん:

「レイキを実践するようになり、瞑想してみたり心や心理学に関する本を読むようになり…

確かにラクになってきた部分もあるのですが、

その一方で徐々に『自己嫌悪』に襲われるようになりました。」

Aさんはやや深刻そうでした。

Aさん:

「以前は、誰か気に入らない人が居ると『あんな人にはなりたくないわ』と思っていました。

毛嫌いして、心の中で見下して、それでおしまいでした。

ところが最近は違うんです。

ふとした瞬間に『じゃあ自分はどうなの?』と思うことが増えたんです。

そして自分自身の事を振り返ってみると、私も人の事を言えないんじゃ?

と思うような事をしているんです。」

どういう事なのか、具体的に教えて下さいとお尋ねすると……。

職場の人の陰口を言ってしまったりするとのこと。

Aさん:

「本当はさして嫌っていない相手の話なのに、職場の人たちとランチに行った際、

その人の悪口が出ると、同意するような事を言ってしまうんです。

自分が嫌われないように、浮かないようにです」

こういう事、女性同士だと特にありがちなのかも知れません。

Aさん:

「で、私はランチのたびに陰口や噂話で盛り上がる人たちにうんざりしているのですが、

一方で自分も、知らないうちにその(毛嫌いしていた)人と似たような事をしていたりするんです。

この前、昔の同僚だった友人Bちゃんと休日に会った際、「職場でこんな人が居るんだ~」と話していたら、

「あなたも同じ事してるじゃん(笑)」と指摘され、ショックでその場に崩れそうになりました。

思わず、「えっ?私ってそんなに言ってる?」と聞き返したら、

さらに追い討ちが返ってきました。

「私と会うたび、誰かの陰口とか噂話しかしないじゃん」と。

もちろんBちゃんは冗談っぽく軽いノリで言ったのですが……

もう、何も言い返せませんでした。」

その時、どんなお気持ちだったのかお尋ねすると……。

Aさん:

「以前の私だったら このBちゃんのことを、家に帰ってから心の中でなじっていたと思います。

『何であんなひどい事言うの!こっちは真剣に悩んでるから相談してただけなのに!

傷つけられた!もう信じられない!

Bちゃんも、もう友達なんかじゃない!』って

怒ったり泣いたりしてました。でも今は、それはしなくなりました。」

意外にも、Bちゃんに対する悪印象はないようでした。

Aさん:

「だって指摘された通りだと思うようになったからです。

それにBちゃんは、『でも、グチらなきゃやってられないもんね、分かるよ』

とも言ってくれたんです。

そう言われてやっと気付いたのですが、考えてみればBちゃんは、

いつだって私の相談役でした。

私はいつの間にか、Bちゃんはグチを聞いてくれて当然の人という風に、

少し甘えていたと思います。

その事にさえ気付けていませんでした。

Bちゃんも、正直もう私のグチを聞くのがしんどくなっていたんだと思います。

だからBちゃんに関して反論したい気持ちは全くないです。」

その後のAさんの言葉は、喉の奥から振り絞られるような深刻さを

帯びていました。

Aさん:

「それよりも、『もう2度と、人の陰口や噂話はしないでおこう!』と決意するのですが、

またふとした拍子にやってしまうんです……。

こんな時、帰宅してからものすごいんです、自己嫌悪が。

呼吸法をやったり自己ヒーリングをしていると、

職場での自分の発言や態度を思い出し、吐き気がしてきます。

自分に手のひらを当てながら、

『自分には自分を愛する事なんて出来ない。

自分を好きになる事なんて出来ない。』

そんな気持ちばかりが噴き出してしまう日があるんです。

つらくてつらくて、自分が嫌で……死にたくなります。

自分の心の醜さを思い知る事がとても多いんです。

本当に私は低俗な人間です。」

(Aさんの唇は震え、少し涙ぐんでおられました。)

ここまで読んで、あなたはどう思われましたか?

嫌な人と自分とが似ている、もしくは知らないうちに同じような事を

している……という事に気付いた時ほど、自分が嫌になる時はない

かも知れません。

自己嫌悪の苦しみか抜け出す道があるとしたら…?

本当に受け入れがたくてショッキングな事ですね。

これこそまさに『津波のような自己嫌悪に襲われた状態』。

けれどもきっと、今ここを読んで下さっているあなたはこうも思っておられるのでは?

このAさんってほんの少し臆病なところがあるかも知れませんが、

とてもマジメだし、むしろ心が綺麗な人だと思いませんか。

だからこそ……マジメで心が純粋だからこそ、

帰宅して一人になった時にどんどん自己嫌悪してしまう。

“自分の心は醜い、自分は低俗だ”と悩み抜き、思いつめてしまう。

まさに悪循環にハマっておられるのですが。これは苦しいですよね……。

多くの人は、誰かの欠点を見た時、あるいは嫌な面を見た時、

『ああ、でも自分も同じような事をしてしまう事、あるもんなぁ』

とは思わないものです。

(あるいは、相手の事を『ずるい!』と感じ、怒りが込み上げます。)

もちろん私も、昔はそうでした。

(誰だって子供の頃は、「△△のせいだ!」「△△さえあんな事をしなければ!」

と怒ったり、言い訳をしていたはずです。)

でもこの自己嫌悪の苦しみや、

「ズルい事をした相手」への恨みつらみから抜け出す道があるとしたら……?

「知りたいです!」というかたに向けて、頑張って書いてみますネ。

大人になった今、大抵の事を自分で決めている

あなたは非常に厳しい事実に、一旦は気付かなければなりません。

(グサッと来るかも知れませんが、覚悟して読んで下さい。

最後には、きっと心が軽くなっているはずですから……!)

子供の頃のあなたは、自分の生きていく環境を選ぶことが出来なかったため、

「△△のせいだ!だけど我慢するしかない、逃げ出せない」

という状況が多々あったかも知れません。

けれども大人になった今は、違うのです。

大抵の事は、自分で決める事が出来ます。

(仕事先の面接を受ける事も、職場をやめる事も、誰かと会う事も、

会わずにいる事も、どの本を読むかも、どのテレビを観るかも、

何を信じるかも、何を着るかも、親の面倒を見るか見ないか、

今日お金を使うか使わないか、告白するかしないか、……全て決められます!)

(「それをしたら誰かからどう思われるか知れない」「誰かが困る」

「それをしたら生きていけない」

というような言い訳を全て取り除いた時、あなたは自由に選択できるのです。)

(※もちろん、決定して行動した結果が全て神のように思い通りになる訳ではありませんが、

それは誰もが同じ条件ですしネ(^_^;)。)

そして……人間関係のトラブルって、自然災害や交通事故に巻き込まれるのとは違い、

コントロールが効くのです。

つまり、「あの時、あなたがどういう決意とチョイスをしたか」で、

おそらくあのトラブルを回避する事が出来たはずなのです。

(逆の言い方をすれば、「あの時、別の決意とチョイスをしていたならば、

今の状況は起こっていなかったかも」とも言えるんですよね。)

けれどもこれ、認めるのは本当にキツいですよね……。

(もちろん私も過去を振り返れば、何十回では効かないぐらい、

色々な失敗や複雑な気持ちが出てきます。もちろん、かなりつらいです。

つらいと分かってて今書いています、ごめんなさい。)

今回のAさんの例をとって言えば、こんな感じです。

もしもAさんが、内心苦手だな、嫌いだなと思っている職場の人たちと一緒にランチをしなければ、

Aさんは職場の誰かの陰口を聞かなくて済んだはずなのです。

(Aさんにはランチを断る事も出来ます。)

けれどもAさんはおそらくランチを断ることで、

苦手なその人たちとの関係がぎくしゃくする事を恐れ、

ランチを一緒に食べる事をチョイスしました。

その結果、誰かの陰口や噂話について「どう思う?」と話を振られ、

「私はそういう陰口はどうかと思う」と発言する勇気がなく、

かと言って上手に返答をそらすという事も難しく、

「私もそう思う」と嫌々ながら同意する事により、

その場を穏便に済ますほうをチョイスしたのではないかと推測します。

(Aさんには、同意しないというチョイスも権利もありました。)

そしてその結果……『自分で自分にウソはつけない』ですから、

『自分にウソをついた』

『あの(見下している人たちと)同じ低俗な事をした』

その分だけ、自己嫌悪の波が襲ってきてしまったようです……。

Aさんは『弱い自分』、『いやな事をいやと言えない臆病な自分』に

嫌気がさしたのかも知れません。

あるいは、正直に自分の心の中を見つめた時に、

『陰口を言うのが少し楽しい、噂話をするのが楽しい』

という自分を見つけてしまったのかも知れません。

(あくまでも推測ですが。)

もちろん、今ここまで読まれて心がさざなみ立ったかたもおられるはずです。

「そりゃあ、決意や行動にチョイスの余地はあったかも知れないけれど、

それはあくまで理想論ですよ!実際、職場でAさんの位置に居る時、

なかなか自分の正直な意見を押し通せないだろうし、

もしも理想を押し通した結果、

今度は自分がいじめられるかも知れないんです!」

と主張したくなったかたもおられるはずです。

(Aさんも実際、この理想と現実との狭間で苦しんでおられました。)

Aさんが得た非常に大切な2つの気づき

でも……、ここで非常に大切なことが2つあるのです。

ここに着眼して欲しいのです。

確かに(レイキを知る前の、自己ヒーリングを行なう前の)Aさんなら、

今回のような気付きは持たないまま過ごせたかもしれません。

(もちろん、ストレスはあったと思いますよ?

職場で他人の陰口に花を咲かせる人たちを見るたびに、

「私はああはなりたくない」という風に見下し、毛嫌いしていたとの事ですから……。

日々、気分の悪さはあったと思います。)

けれども『自分も結局同じだ』という自己嫌悪には襲われず、

今回のような悩み事は持たずに居られたかも知れません。

けれども……今のAさんだからこそ、友人のBちゃんを恨まずに済みました。

以前のAさんならばBちゃんを、「自分を傷つけたひどい人」の位置に置き、

真の友情を見誤っていた事でしょう。

(Aさんご本人もそう打ち明けて下さったように……!)

今のAさんは、内心毛嫌いしている職場の人たちを見下すだけで

終わっていた頃よりもずっと、謙虚さを手に入れています。

だからこそBちゃんを恨むどころか、

感謝と申し訳なさを感じる事が出来たのではないでしょうか。

もしもAさんが「私は正しい位置から正論を主張しているだけ」

と思っていたならば……

「Bちゃんはなぜ、私の事を理解してくれないの?

それどころか私にひどい事を言うの?!」

と嘆いていたかも知れません。

今のAさんのように、

「考えてみればずっとBちゃんは、私のグチを聴き続けてくれていた」

という風には考えられなかったと思うのです。

AさんはBちゃんの友情に気付く事が出来たのです。

もしもAさんが謙虚さを手に入れていなければ、

2人の友情は、ここで終わっていた可能性もあります。

もう一つ、とても大切なことがあります。

Aさんは自己ヒーリングの時間を通じて内観しているうちに、

気付きを深めていきました。

その結果『自己嫌悪』という苦しみにハマってしまったのですが……。

反省という名の自己いじめ

そもそも『レイキ』や、レイキによる自己ヒーリングは、

『自分自身の嫌な面に気付きましょう。

実はあなたはあなたが嫌っている人と同じような欠点を持つ、

低俗な人なんです。それに気付いてもっと反省しましょう』

という目的のものではないのです。

(当然ネ!)

「じゃあ、Aさんはなぜ、こんなつらいところにハマってしまったの?」

……その答えです。

(しっかり聞いて下さい!)

Aさんは『反省という名の、自己いじめをしてしまったから』なんです。

特に日本人は、

「ああ、これは自分が取った行動の結果なんだ。自分が招いた結果なんだ。自己責任だ」

と思った途端、反省モードに入りやすい傾向があります。

なぜだと思います?

そうです。

なぜなら日本の文化の中では、反省が美徳とされているからです。

(この『反省=いい事、美しい事』というイメージは、

日本社会に根強く染み付いています!)

我々は子供の頃から、失敗をするたびに

「反省しなさい!」と言われて育ちましたしね(笑)。

もちろん、反省するべき点をみつけた時には反省が必要です。

(私は反省する事が悪い!とは言っていません。良い事です。)

けれども、反省に浸っているうちに、

「自分はサイテーだ、だからこんな人生になってもしかたがなかったんだ」

という結論にいっちゃうと、さらに人生がしんどくてつらくなってしまいます……。

なぜなら、このような反省は、

『自己いじめ』と直結しているからです。

(だから長い時間 反省モードに浸れば浸るほど、つらさや苦しみ、

自己嫌悪が込み上げてくるのです。)

Aさんは、自己ヒーリングや呼吸法を行いながら、

おそらく同時に反省をしておられたのではないかな、と思いました。

そうすると、「あそこも悪い、ここも悪い、この前あんな失敗をした……

あの人は私をどう思ってるだろう」という具合に、

ネガティブな事柄をどんどん記憶の中から引っ張り出してしまいます。

そしてそれをやめられなくなってきます。

やがて、『申し訳なさ』や『叱咤』『自己非難』を味わう作業が始まってしまうのです。

これを毎日のように続けていると、そりゃ自分自身の事が嫌になって

当然です。

(問題なのは、『反省している自分=いい事をしている自分』というイメージがあるために、

毎日反省に浸る事を「やめなければ」と思えない事なんです。)

(長時間、反省モードに浸ることを毎日のように続けていると、

やがてつらい状況にハマる、という事を、多くの人は知らないのです。)

『反省モードに浸る』は百害あって一利なしです

ついでに……レイキやスピリチュアルな世界の門を叩くと、

どうしても『また怒ってしまった』『また愛を持って行動できていない』

『また誰かをうとましいと思ってしまった』と、

自己反省にハマってしまう時期があるものではないかと思います。

(これも、誰もが一度は通る道なのかも知れません。)

ここに当てはまるかたも、

「ハッ、それはどうやら違っていた!」とここで一旦気付いてみて下さい。

「じゃあなぜ、私はそこに気付けたか?」

もちろん決まっています、Aさんと同じミスをし続けたからですよ……!

(^_^;)。

そして「ん?何かおかしい……」と疑問を持ったことから、

ようやく『反省モード』の落とし穴に気付けたのでした。

「ああっ!反省すれば全て良くなる、救われる、自分の心が綺麗になる、

と思い込んでいたせいで自分イジメをしていた……!」

と思えたのです。

(ここに至るまで、ホント長かったですよ……!

それこそ何年も、この間違いに気付かずに居ましたから。自己嫌悪しまくりでした。)

ですので、もしも今回の内容が「自分の事です……!」というかた、

あるいは「反省っていいことじゃないんですか?」と思っておられたかたへ。

非常に重要ですから、もう一度、まとめておきます!

「反省するのはいい事です。でも『反省モードに浸る』、

つまり長時間反省を感じ続ける行為は、

百害あって一利なしです!今すぐにやめて頂きたいのです……!」

そのため、今日は敢えて厳しいことを書きます。

“反省をしても、何も変わりません。”

どれほど落ち込み、申し訳なさを感じても、

あなたの人格は全く向上しません。

『反省』という自分いじめをする事で、

「自分はちゃんと反省したよ、自分の欠点に気付いてますよ」

と自分に言い聞かせる事が出来ますから、

これで『マイナスをチャラにした』というような

自己満足だけは得られるかもしれません。

「けれども、あなたは何も変わりません。」

「あなたの人生も、人間関係も、何も変わる事はないのです。」

「よし、次からは気を引き締めて、二度と失敗しないように!」

こんな決意をしてもダメです。

気合いだけで、全てを変えられるはずがないのです。

(24時間365日、気を張って生きていく事など出来ないのですから……!)

反省とは、自分にグサグサと槍をさして、

「自分のバカバカ!愚か者!」とやる行為です。

ですので決して、自己ヒーリング中に反省モードに入らないで下さいネ。

『自分を愛する』事をやっているつもりで、

『真逆の行為をしている』なんて……!

欲しい結果が手に入らなくて当然ですから……!

どのくらいの「反省」が適量?

「じゃあ、どれぐらいの長さなら反省してもOKなんですか?」

こんな質問がたくさん届きそうなので、先に書いておきますネ。

たとえ、どんなに取り返しのつかない失敗をやらかし、

申し訳なさと後悔にさいなまれたとしても……。

どんなに長くても、3日反省すれば十分ですから、

3日と決めて落ち込んでください。

そして本当に3日経ったら打ち切ってください……!

(反省さえも、手放しちゃったらラクですからネ!)

ここまで、大丈夫でしょうか?

反省よりも胸に手のひらを当てて優しく「なでなで」してあげて

さぁ、では反省よりも もっとラクでいい方法がありますので、

それをお伝えしていきますネ。

それは、『自己受容』という方法です。

まずは、ダメな自分を受け入れて欲しいのです。

今の自分を嫌わないで下さい。

分かっていても出来ない自分。

器用に出来ない自分。

ついミスをしてしまった自分。

誰かの期待に応えられなかった自分。

……でも頑張ってる自分。もがいている自分。

今よりも成長したいと思っている自分、努力している自分。

そんな自分を「よしよし」してあげてください。

結果じゃなく、『がんばり』に着目して欲しいのですよ。

(結果じゃなく、プロセスを見てみて欲しいのです。)

「でも……そんな事したら、

もっと甘えて堕落した人間になっちゃいませんか?心配です」

いいえ、大丈夫です。(^o^)

その心配をする時点で、あなたは絶対にそんな人にはなりませんから!

今、ここを読みながらでいいので、胸の中心かお腹の辺りに手のひらを当ててください。

そしてゆっくり優しく『なでなで』してあげて下さい。

(もしも近くに人が居たなら、少し恥ずかしいかも知れませんネ。

その時には、お腹に手を置くだけでいいですヨ。)

あなたの胸の中、(あるいはお腹の中)に、もう一人のあなたが居ます。

「誰も自分の頑張りを認めてくれない!」

「誰も自分の苦しみや悲しみに気付いてくれない!」

と泣き叫んでいる小さな子供のあなたです。

この、もう一人の自分の存在に気付いて下さい。

あなたは相当頑張っていますヨ、

それを自分自身が認めてあげなくて誰が気付いてくれるのでしょうか。

だから、気づいてあげて欲しいんです。

まるで、病気の子供を見舞う時のように、そっと撫でてあげて下さい。

心の中で勇気付けてあげてください。

安心させてあげて下さい。

レイキを学んだかたは、手のひらじゃなく、

手が当たっている側(=胸かお腹)に意識を持っていってみて下さい。

レイキ・エネルギーの暖かさが染み入ってくるのが感じられるでしょうか?

本当の「自分を愛する」ためのレイキ

自分を愛するという事をしなければ、人生はなかなか好転しないものです。

けれども人は誰もがなかなか、

「自分を愛する」という意味が分からないのです。

(私も長い間、さっぱり分かりませんでした。)

そうすると、「自分をいじめている」という行為にも気付けないのです。

いじめている自覚がもてないのです。

自分が自分をどれほど嫌っているのか、に気付けていない人も多いです。

自分が自分をどれほど粗末に扱っているのか、にも。

……だから私は、レイキはそんな現代人に最適だと思うのです。

先ほどもお伝えしたように、

まるで『病気と闘う小さな子供を見舞う』ように、

自分を扱ってあげて下さい。

そして……もしもあなたが今、もう一歩進むタイミングなのであれば。

あなたからみて、「あんな人にはなりたくない」と思う人たちについても、

思いを馳せて下さい。

彼らは自分を粗末に扱い、自分を嫌っている人たちです。

そして、そこに全く気付いていない人たちです。

だからこそ自分を扱うように、他人に冷たくしたり、

ひどい事をしたりしてしまいます。

そんな事をしてもケロリとしていて平気です。

また、自分に不平不満がある人ほど、周囲にも不平不満をたくさん抱きます。

(でも、やはりこの事に気づいてはいないものです。)

だからこそ彼らは、周囲の何かに対して怒っています。権利ばかりを主張します。

自己ヒーリングや、呼吸法を通じて内観していくうちに、

上記のような気付きに到達したかたもおられるかと思います。

もしも私達が「あれも足りない、これもしてもらっていない」

という境地から抜け出し、

「これももらってる、あれももらってる、

こんな事もしてもらえていた、気付かなかった、有難い……!」

と考えられるようになった時、まず醸し出す雰囲気が変わりますよね。

不満顔ではなく、笑顔になります。

雰囲気もとげとげしくなく、ほんわか穏やかになります。

次に、「あの人も大変なんだ、あの人もあの人なりに頑張ってるんだ」

という風に人を見ることができたなら……

当然これも、雰囲気やまなざしになってあふれ出しますから、

周囲の人たちがあなたに対してとる態度が変わるのです。

「あれ?最近、周囲の人の表情や態度が柔らかくなった……」

と思う事が増えたなら、それは相手じゃなくあなたが変わったからなんですよネ。

「安心立命」に至る道 日本伝統式レイキ法の目的

この鮮やかな変化をぜひ体験していただくのが、

日本伝統式レイキ法の目的なのです。

もちろん人間ですもの、ハラの立つ時もあります。イライラする日も。

24時間ずーっと感謝の心で穏やかに……というのは理想です。

(それを達成できた人が、今までこの地上に何人居るでしょうか。)

でも、ほんの少しずつでも、その時間を延ばしていければいいですよネ。

だから、緊張したり疲れたときには、

浄心呼吸法で自分にエネルギー・チャージしてあげて下さい。

イライラ、モヤモヤした時にはレイキシャワーを。

寂しい、不安、悲しい、自分が嫌になった時には自己ヒーリングを。

その結果、あなたの内面がクリアになるのです。

そして人格が向上するのです。

すると、表情と雰囲気が好転していくのです。

雰囲気とは、波動のことです。オーラのことです。

だから周囲の人たちにその波紋が広がった時、

彼らがさらなる心地よさを手に入れるのです。

彼らの表情や態度が変わるのです。

その結果、あなたの人間関係が変わります。

人生が変わります。

堅苦しく考えず、一緒に楽しくいきましょう……♪

長いのに、最後まで読んで下さり嬉しかったです。

あなたの応援、心より感謝致します♪ 大好きですよ!

※今回の内容は、レイキのアチューンメント上級講習に出てくる内容です。

(上級講習では、いよいよヒーリングの次の段階である

『安心立命』に至る道を学びます♪

内面をクリアに!人格成長へのシンプルで楽しい道です♪)

せっかくアチューンメントによって覚醒したレイキ受信回路です。

どちらの流派系統のかたも、ぜひ楽しく使って下さいね。

そして人生をさらに軽やかに、鮮やかに開花させて下さい。

 

今日のまとめ

 「自分を愛するためのシンプルな技法が、
自己ヒーリングなのです♪

──────────────────────────────
      by; 辻 耀子 (NPO日本レイキ協会)